tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ツアー・オブ・ブリテン 第6(最終)ステージ "The Mall"


シャンゼリゼならぬThe Mallを駆け抜けてバッキンガム宮殿前へと。

  • 女王陛下はご不在のようでしたが、自国民が宮殿前で先頭ゴールしたらそりゃあ栄誉だったことでしょう。
  • ・・・というわけで、この一番盛り上がるステージを取ったのはアウェイのこの人。

http://www.cyclingnews.com/photos/2006/aug06/britain06/index.php?id=/photos/2006/aug06/britain06/britain066/TourOfBritainStg6_PPAUK007
すぐ後ろにがっかりブリテン人が二人。

(最終ステージリザルト)

1 Tom Boonen (Bel) QuickStep-Innergetic
2 Roger Hammond (GBr) Great Britain
3 Mark Cavendish (GBr) T-Mobile
4 Iljo Keisse (Bel) Chocolade Jacques-Topsport
5 Leon Van Bon (Ned) Davitamon Lotto

  • で、そのさわやかサムネイルの一番最後(左下)の写真はなんですか。

"A topless Roger Hammond
- on temporary "National Service" is always in demand to sign things.”

一瞬まじでトップレスの意味がわからなかった。
(参考:トップレス
調べたわたくしは馬鹿。いや、トップ(1位)とか、トップ(頭頂部)とかが欠如した状態とかを憶測してしまいましたよ。
しかし、ひと仕事終えて縁台でくつろいでいるおとっつあんですか。。

フェルスターの山越え日記@ブエルタ第9ステージ


www.cyclingnews.com - the world centre of cycling
日記名人、ゲロルのスプリンター、フェルちゃんの山越え。僕らは生き残った!いい気分だ!

  • 15-20km程度のところですでに帰る気持ちになっていたが、監督がもうちょっと走ってみよう、と説得。ルームメートのStraussに「ただ走ればいいんだ、考えるな」と励まされる。
  • チームメートのMarkus FothenとHeinrich Hausslerに追いつき3人で次のフィードゾーンでのリタイアを計画。しかし、その前にペタッキグループに合流、楽な道に逃れたいのは自分たちだけじゃない。
    • 自分がやめてほかの14人がフィニッシュしたりしたら、もう自分の顔を鏡で見ることはできないだろう。と走り続ける。
  • 最後から二つ目の上りで好転。自分のリズムで走った結果、グルペットより少し早いペースに。頂上に着くと、一か八か、下りカーブも時速80-90kmで下った。Hausslerとフェルスターは下りが得意。怖くなかった、ただ、楽しかった。そして集中した。確かに、危険だったけど。
  • トリオは最後の上りを32分遅れで上りきった。

144 Heinrich Haussler (Ger) Gerolsteiner 32.37
145 Robert Forster (Ger) Gerolsteiner
151 Markus Fothen (Ger) Gerolsteiner 34.34


163 Marcel Strauss (Swi) Gerolsteiner 38.40

確かに、ヴィノやバルベルデたちの走りはすごいけど、チームメートのStraussだって彼ら以上によくやった。彼は205kmを誰よりも後ろで走り、8人グループ以外誰も見かけなかった。そんな中で走るのはすごく気力が要ること。この6時間で人は何歳も年ととるほどだ。身体的ストレスだけじゃなくて、メンタル面で、自分と戦うんだ。

うーん、確かにTVでみていた昨日のステージ、最初の何人かのあと、ぜんぜん後続がゴールにこなかったもの。本当にいつもやめたいほど辛いのですよね。。

168 Enrico Poitschke (Ger) Team Milram 39.09
169 Marco Velo (Ita) Team Milram 39.26
170 Alberto Ongarato (Ita) Team Milram
171 Alessandro Petacchi (Ita) Team Milram

この人たちはどうやってペタッキを励ましたのでしょう。。。