バレエ漫画の名作、あの有吉京子「SWAN」続編が
- 「小学○年生」で谷ゆき子のど根性薄倖美少女バレエ漫画を読んで育った世代(「まりもの星」とか)。TVでも「赤い靴」、とか色々やってて、あこがれましたよ。
ライバルのトゥシューズに押しピンをいれるイジメ
はどの話にでてきたんでしたっけ?
- 一度マジで習おうと思ってたらとなりのおばはんに「え?tannenbaumちゃんがバレエ?くす」と笑われてめげた(根性がなかった)。その後フィギュアスケートを何年か習ったけど、そのおばはんが笑ったわけが身にしみたよ。自分はそういうものに向いてないんだもん。体は硬いし精神はがさつだし。
- 大人になってから前の会社の先輩に連れられて何度かバレエは生で見に行った。特にモリス・ベジャールのガラコンサートを東京文化会館に見に行ったとき(今は亡きジョルジュ・ドン様と玉三郎様の競演を目前でみた)は度肝を抜かれましたが。その後観賞の機会には恵まれず。特に男性のタイツ姿が嫌だったとかいうこともなく。そんなこといってたら自転車ロードレースなんか見られないし。
…という話はおいといて。
- 作者: 有吉京子,嶽本野ばら,新藤弘子,守山実花
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/09/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 楽天ブックスのメルマガでこの発売を知って友達に「SWANは雑誌でとびとびにしか読んでいない」という話したら、早速SWAN全巻(文庫版)を持ってきてくれた(14巻もあるんですよ)。会社から重い紙袋を持って帰り(札束ならかなりの金額に違いないという重さ)数日で一気読みしましたよ。
- 最初はバレエ版「エースをねらえ!」の設定そのもので(天然で荒削りの才能をもつ主人公がいろんなイケメンにかこまれてすくすく実力を伸ばす)クラシックバレエのコンテストばかりの話かと思ったら、後半はモダンバレエとか精神性の問題でかなり抽象的な話も多いんですねえ。。というのが本編を読んだ感想。細くて綺麗な線の絵にもかかわらずものすごい量の汗が描かれてます。練習スタジオのダンサーたちの熱気とか、こっちに伝わってきます*1 。
それで今回発売のものは主人公とそのパートナーのあいだに生まれた娘のバレエ物語だそうですよ。