tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

クレバーと卑怯者とばか者の境目

逃げか、スプリントかと言われていたパリ〜ツールが最後
ああいう勝負になった裏ではこんなことがあったんですね。
toyotaさんのところにでていましたが。

逃げの二人がゴール前100mで吸収されたのですが、ディスカバリーのDevolder が最後になってエフデジューの Gilbertに協力を拒んだために集団に追いつかれたようで。
Devolderはゴールスプリントになると勝つ見込みはないとみて、監督の指示でフラムルージュ以降は引かなかったが、思ったより集団が迫ってることに気づかず、後悔している模様。。。
ちょっと後ろを振り返ってれば、結果は違うものになったかもしれませんねえ。

  • 観戦シロートの私はこういう勝負どころで「一緒に逃げてるのに引くのをやめる」という戦術をみると????となってしまうのですが、客観的にみて「こっちの選手が引かなくなってもやむを得まい」という判断基準がちゃんとあるんでしょうね*1
  • でもそれで引かない側が勝ったとき、「クレバーだった」と「卑怯じゃん」という評価の分かれ目については、さらによくわかりません、このへんが自転車ロードレースの難しくて面白いところなんですけど。

Daily Pelotonの実況では「またステイン(Devolder)(がやっちゃった)か!」とかいうコメントが出てましたが、この人判断ミス以前もあったんですかね。ゴール後もしつこく「ステイン、アホ馬鹿マヌケ認定」してましたが(かわいそう)、、まあ、、ゴールスプリント苦手なほうが引かないってのはありえる選択だったんでしょうけど距離を見誤ったってことですよね。

  • 引かなくて勝ったとしたら、チーム間ではあとで借りを返す、などのオトシマエが付けられてるのでしょうか
  • しかし個人レベルではこういうことがあったあとこの二人の仲ってどうなるんでしょう。Gilbertは悔しいだろうなあ。

何キロ前なんでしょうか、話し合う二人(Grraham Watson)

*1:ジロのときのルハノとかはなんとなく納得できないなあ、あれクレバーだったと評価されたわけですよね?