革製品修理職人
風邪なんでしょうが微熱と頭痛と背中痛がとれません。おかゆと豆腐以外ほしくありません。
今日は一日寝ていたかったのですが、娘のランドセルのストラップが千切れそうだったのを修理するのに半日費やし(近所の修理屋さんですぐやってもらえるとタカをくくっていたら、工場に送るので10日かかるというからユザワヤで材料買った)あとは寝ていました。
ユザワヤのおばさんがとっても親切に教えてくれました。おばさんプロ!親切!感謝感謝
皮のハギレが(皮は切り売りしないそうで、ハギレか1枚何千円のものかしか買えない)ちょうどいい色がなく、スエードになっちゃったけど、汚れやすいけど手触りがいいしまあいっか。
ちぎれそうなバッグの持ち手の修理手順:
1)皮を痛んでいる箇所の上からくるむようにボンドで貼る。
- 「貼るところでつまずいたら全部失敗」、とユザワヤのおばさんにいわれていたので緊張。
2)目打ちで縫うところに穴をあけていく
- 普通の洋裁用の目打ちは円錐状だが皮細工用の均等な太さの目打ちを使う
- 穴は目打ちを当ててかなづちで叩くので、うるさくないよう作業台の下にはエアロバイク用防振マットを(マンション暮らしの哀しさ)
- ユザワヤのおばちゃんが、「とにかく垂直にあけること。穴あけで勝負が決まる」と言っていたのですが垂直になかなか。。。
3)糸で縫う
- ちょうど色の合う皮革用の糸がなかったのでボタン付け用の「穴糸」にロウをひいて使う。
- 確かに穴が綺麗に開いてないと針が通りづらいし縫ったところの見栄えは最悪。。
- 針も、通常の針だとちゃんと穴のあいてないところにも刺さっていってしまうので、全体が鈍くとがっている丸い針を使う
- ミシンのように上と下から糸を交差する形で縫うため、一本の糸の両側にそれぞれ針をつけて縫っていく。
最後のほうはけっこうなれてきて綺麗にできるようになり、なんかもっと皮に穴あけたいよ。。。(おい)
自転車のサドルに自分で皮を貼ったりする特集をどこかの雑誌でみたけど、皮用の目打ちもボンドも針も穴あけ用の下敷きも買った(皮のハギレ込みで全部で1100円くらい)ことだし、いつか挑戦してみようかな、なんて
・・・で、終わって一息ついていたら外出から帰ってきた夫が、近所に個人でやってる修理屋があってそこならおじさんがすぐに見てくれそうだったよ、と言ってきたのでorz
この苦労はナンダッタンダ・・・