tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

[映画]OvercomingとHell on Wheelsの試写会(ネタバレなし・・だと思う)


[「ツール・ド・フランス〜秘められたアスリートの記録」("Overcoming")と「マイヨジョーヌへの挑戦〜ツール・ド・フランス100周年記念大会」("Hell on Wheels"(英)"Hollentour"(独))、の
試写会にいってきました。


普通の映画館とはかなり違い、小さな部屋に、スクリーンと大型スピーカーがあり、沢山の人々が隣接するカフェの椅子や折り畳み椅子まで動員して二本分4時間、座りきれない人は座布団みたいなので寝そべってみてました(笑)お尻が疲れた。。。


・・・やっぱり大きな画面でレースを見るのはイイ!わかってるゴールシーンでも手をたたいてバンザイ、とかしたくなっちゃいました。(スポーツバーみたいに立って拍手して観たいな、と何度も思った)高速の下りではひゃー、っと怖くなってしまうし、ゴールスプリントやTTでカーブを殺到する選手たちをみるとアドレナリンが上がり、落車シーンでは声を上げそうになります。

========overcoming==============
濃密な人間ドラマに息を飲みすぎで肩が凝りました(笑)
2004年ツールのレースをみていないと、
背景や話がいまひとつわかりにくいかも。
まだの人はレースのDVDなど見てからのほうがいいかも。。
2004年のレースを思い起こしてなるほどなるほど、
と思うこと多し。
リース監督は思ったより人間的に苦悩し、
それを隠さない人なんだなあ・・・
(超人ぽく思ってた)よく彼の怖い顔の写真がウェブにでていますが、映画でもやはり顔怖い(笑)
チームの運営とレースの大変さが伝わってきます。戦術を指示する監督、それに応えようとする選手、生々しいまでに追って行きます。CSCの選手たちは本当によくまとまってるなあ。
バッソがういういしい。今もそんな雰囲気ありますが二年前はさらに。
========Hell on Wheels===========
ツールの雰囲気を味わうにはうってつけです。
上の映画はレースを見た人向け、
こちらの映画のほうが自転車レース知らない人にはお勧め。
(知ってる人にももちろんお勧め)
観客やスタッフを撮った点景もなかなか味わい深い。
ツールを走る選手達の喜びと苦しみ(特に、苦しみ、や敗者)
をよく描けてますが、
上の映画ほど葛藤や人間同士のぶつかり合い的なシーンはなく、
仲良し同室二人(ツァベルとアルダグ)のほのぼのシーン多し
音楽(コンテンポラリージャズ?)もなかなかGoodです
恐らく撮影機材はこっちのほうがお金かけてそうです。
(いいアングルの美しい景色や、レース全体の映像など
凝った映像が多かったような)

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上映スケジュール。

ほかの地区でも上映したらいいのにと思いますがねえ。。

  • 今日試写会に来ていたのは、いかにも自転車乗りという人と、それ以外にミニシアターの映画を観そうなアートっぽい人もいて、どこまでロードレース知らない人に理解されたのか心配。。現に近くの席のカップルの女性は1本目が終わったあと「ねえ、TTって何?」と彼氏に聞いていました。。
  • この二つは上のほうが2004年、下の映画が2003年のツールが舞台なのですが、下の映画でキラキラの活躍シーンを見せていた他チームの某選手が上の映画では変わり果てた状態になっていることを発見。。。

映画別の詳しい感想は別の記事にします。
http://www.overcoming.dk/デンマークの公式HP