Adam Hansen に関する毀誉褒貶
最大酸素摂取量がえらい数値だったりして数年前にTモバイルのドクターを驚かせていたハンセン。まったく未知数の彼であったが予想以上の成績を上げている、との評判。
- Tour of California プロローグ6位
- Kurne-Brussels-Kurneでのアタック、フィニッシュ5km前
- Le Samyn6位 (Casper, GilbertとHammondの次)
ただし、無謀なアタックに、戦術的な経験がまったくないことについて危惧の声もあるらしい。本人はこれから学ぶよ、という感じのようですが。
- HPの日記ではジルベールのアタック振りに「彼はアニマルだ」と(なかなかほかのライダーの名前がでてこず、チーム名だけなのだけど。。。)。
- それに対して海外の掲示板では「他の選手たちを馬鹿にしてるのか」という不快感を表す声も。
- 一方でランスが頭角現してきたときだって、叩かれたよね?と期待の声もあるらしい*1。
- いずれにせよ、面白い選手をTモバは採用したもんですね。。
(参照)
www.cyclingnews.com - the world centre of cycling
http://www.adamhansen.com/index.php
=====(おまけ)======
【西フランドル3日間レースの2日目】
チームメイトとスタッフがみなウイルス性の胃腸炎でばたばた倒れた日、ハンセンは若いカヴェンディッシュと2人だけで走ることに。
- スプリンターのカヴェンディッシュを引くのは自分しかいないのでハンセンは「いつからトレイン組む〜?」と勝ち目のないやけくそで冗談を飛ばしながらチャンスをうかがう。
- カヴェンディッシュが3km手前で前にいきたそうにしてたので、引いて前に上げたが、風が強すぎて消耗。。あがるのが早すぎで、ゴール前1kmで力尽きたらしい。。
- 経験のあさい若造たちを野放しにしたんじゃないかという疑惑のシャフラツ監督は「レースの最後までチームカーに乗っていられるかどうかすら自信がない、自転車人生最悪の日だった」というほどの体調で「2人が完走してくれるのを見守るだけだった」と(苦笑)。
- ちなみにチームドクターも犠牲者だったようです。。そりゃ駄目ですな
【西フランドル3日間レース3日目】
これまで「なんでこんな石畳を?」とベルギーのレースに戸惑っていたハンセンはなぜかこの日石畳を走る快感に目覚めたようで凄く楽しかったらしいです(苦笑)。
- 激しい位置取り争いでカヴェンディッシュが石畳から押し出されたのをみたハンセンは、カヴちゃんがそういうところを走るのが好きなのを知っていたので、笑ってしまったようです。
- 2人とも落車したけど、完走。カヴちゃんは目の周りを怪我したので、スプリントできず。
- その日のTモバイルの目標は「2人のうち1人でも完走させること」だったそうな。目標低すぎ(苦笑)
*1:「●そったれ、キァプッチ」、でしたっけ