tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

キルシェン記事@Procycling 7月号 心は今もファッサ時代に


(長いです。。。)

友達に頼んで送ってもらったのだけれど、興味深い記事だった。彼の心のふるさとはファッサ・ボルトロに在るようだ。いまだに2005年のミラノ〜サンレモのビデオ(ぺタッキが勝った年:原文では2004年あるけど、ファッサでペタッキが勝ったのは2005のはず)をしばしば見返して、よい思い出に浸るらしい。

フェレッティ監督は、レース前から、ペタッキを(ミラノ〜サンレモのゴール地点の)Via Romaまで連れて行く面々のメンタル面をうまく高めていた。我々はその日の勝利のために、ほとんどバイクにのったまま死ぬかと思うほどだった。もうこの先の人生であのような経験をすることができるかどうか、わからない。

  • キルシェン20歳のときイタリアのDe Nardiに。世界選U23で二回4位になったところで、当時のチームマネジャーがジャンカルロ・フェレッティに話をしてくれて、2001年からあのファッサ・ボルトロに加入。
  • その間、元プロライダーの父Erny Kirchen氏は息子のいるイタリアにはマフィアがいる、、と心配していたらしい。
  • フランク・シュレックも同じ経路をたどりたがっていたけど、彼は長い登りを必要とするライダーで、イタリアのチームはキルシェンのほうに適していた。
  • 選手に厳しいことをいうので有名なファッサボルトロの名鬼監督ジャンカルロ・フェレッティだが、キルシェンについてはネガティブな発言をしているのを聞いたことがなかい。まるでダイアモンドの原石であるかのような言い方をしていたらしい。
  • フェレッティのキルシェン評。「一緒に仕事するといつも何かを与えてくれる」そして非常にクレバー。2004年のQuimperゴールのステージ、最後ハスホフトに抜かれたけれどゴール前700mで飛び出したタイミングは、スプリンターたちが即座には反応しない絶妙なものだった。いつも彼をMoreno Argentinに例えてきた。レースプランを練り、実行することができる選手。
  • 彼が計算したタイミングで飛び出して勝てないとしたら、それは脚がたりないから(つまり、タイミングは誤らないってことですかね)*1

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  • キルシェンのフェレッティ評「やる気をなくしたと感じられる選手からは急速に興味を失う。自分の選手としての基盤を与えてくれた人。もし2006年に彼が新しいスポンサーをみつけていたら、自分は彼のチームに残った」

ほんとに、監督からも信頼され、本人も監督にライダーとしての教育をびしっとうけたようで。

  • 自分は伝統にしたがって、チームリーダーのために100%出しきって長年アシストしてきた。
  • 若いライダーがチームリーダとともに(えらそうに?)ナショナルチャンピオンジャージを着ているのは感心しない、とフェレッティ監督がいったから、最初の3年ナショナルチャンピオンにはならないでいた。パリ〜ブリュッセルに勝った2003年にようやく監督が「おまえはナショナルチャンプになる資格がある」といってくれた。それで翌年ナショナル選手権で優勝したんだ。
  • 長年の「仕事」のお陰で、いまは自分がファッサに加入したときのバルトリみたいにアルデンヌクラシックでエースをつとめることができるようになった。以前は自分より強い選手からモチベーションを得ていたけれど、今はそれは必要としない。バルトリが言っていたように、家庭がOKならロードでもOKだ。

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フェレッティとファッサ時代万歳に終始する。規範となった選手はミケーレ・バルトリ。Tモバイル〜コロンビアに関するそういう言及はない。

  • いかに彼が自転車のセッティングにこだわるか、という趣旨で引用されている友人の話。2006年ツールドスイス、ウルリッヒがTTで優勝をきめ、チームが沸いていたときにも彼は気になるバイクの不具合をあれこれいじっていたらしい。

Tモバというチームは派閥抗争がすごかったみたいですが、唯我独尊だったから現体制でも雇用されているということかな。
Fassa Bortolo (ciclisme) - Viquipèdia, l'enciclopèdia lliure
ファッサ・ボルトロの説明@Wikipedia.
ナショナルチャンピオンジャージを着た彼は今より若いだけでなく、みょうに超然としていて、なんとなくKYなひとのムードが漂う(苦笑)

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  • 米国人の個人雇いマッサーによればキルシェンは妻がかぜをひけば予防のためホメオパシーの薬を飲み、クリスマスにクロスカントリースキー旅行にでかけても夜はエアロバイクでトレーニングを欠かさないくらい、プロ意識が徹底しているのだとか。


ホメオパシー薬はドーピング対象外?だから使ってるということなのか?


どうしてここ3年Tモバ〜コロンビアにいるかという動機はこの記事からはわからず(苦笑)チーム内で地位が確保されているから?

*1:じゃあ今年のツールの序盤ステージのあれもそうだったんだね。。タイミングはちょうどいいけど、脚がなかったと。。

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