tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Cervelo 雪だるま方式


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とにかくここまでかなり目立ってるサーヴェロですが、その中でも目だってるのが昨日のK〜B〜Kでも逃げたハインリッヒ・ハウスラー(オージーとして生まれ、自転車競技をするためドイツ国籍取得したカンガルー君)。

  • ハウスラーによれば、ゲロルシュタイナーとの違いは、チームがよりしっかりオーガナイズされてるのと、指導的なベテラン選手の有益なアドバイス。
  • クリアーは位置取りについていつも正確におしえてくれるし
  • ハモンドはこのあたりの道をよく知っている。
  • そのあたり、チームとして動くにあたっては、無線も欠かせないのだそうで(ハモンド先生、目だたないと思いきや、うしろのほうで道路情報係りになってたのか。。)

ハモンドはサーヴェロの快進撃を雪だるまにたとえる。カタールで好成績をおさめると、次のカリフォルニアで、カタール組には負けられないと思ってがんばる。そうするとアルガルヴェ組もそれまでの成績以上を狙うことになる。そういうわけで雪だるま式に勝利体質になっていくのだとか。

  • さらに、サーヴェロのトレーニングキャンプ地のポルトガルアルガルヴェ)がチーム全体がひとまとまりで走ることが出来る場所で、それで一体感を強めることになったのだとか。
  • チームの運営方法にこれがよくてあれが駄目というのはない。ハイロードとの違い。ハイロードではチームのための働きをしていたが、いまのサーヴェロでは自分たちのためなんだけどそのためにはチーム作りが必要、という理屈になる。

そういえばハスホフトがOmloopを勝った時も、クリアーがいま行け!と指示したのだそう。ハスホフトはただそのとおりに行くだけだったとか。
ヴェテランが経験ノウハウを伝授し力のある若者が突っ走る。いまのところそのへんいい具合のようです。