ラッキーちゃん、クッキーちゃん
実家の隣には長年クッキーという犬(ビーグル)がいて、うちの子供たちが小さいころ帰省したとき、庭からこんにちわーとするとつぶらな瞳で柵の向こうからしっぽをふってくれたものであった。今、隣家の犬は代替わりしてベージュ色のりりしいラブラドール・レトリバーが私のことを疑いの目で観察している。
- 観察というのは犬の場合目でみるのと同時にものすごく鼻を使って観察しているようだ(鼻がこちらに突き出され、激しく開閉)。自分の家以外も隣近所の家についても住民とそれ以外の侵入者の区別がはっきりできるという、やたらと賢い犬らしい。私も昨日の実家到着時は座敷の窓際にただ座って荷物を解いているだけなのに、隣家の敷地の角の柵沿いからこちらの室内を見て激しくほえられた。隣の家の中まで警備する優秀犬(両親は警察犬だったらしい。苦笑)
- 母にはおなかを見せてごろんとするぐらい人懐こいらしい。今朝は間合いをおいてほえつつ、じーっと見る時間帯が増えてきた。いつになったらここの家の関係者=怪しくない、と認めてくれるのだろうか。
- 向かいの道路に子供たちがでてきて、クッキーちゃんあそぼう、とかわいい声で読んだら私に警告を発していたラブラドル犬はそっちを見に走っていった。母にクッキーちゃんがなついてくれない、といったら、いまの子はラッキーちゃんで、クッキーちゃんは今は向かいの家の犬の名前なのだと言う。ややこしや。