tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

怒りの35位(パリ〜トゥール)

昨晩は「TV・ラジオ・時計抜き」の宿だった(おまけにウィルコムも数分アンテナが1本2本立っては消えるぐらい)上、夕方からおなかいっぱいのごちそう(野菜中心のヘルシー料理)がでて、すぐにお風呂にはいって、21時にはやることがなくなって、近くの禅寺の鐘を聞きながらぐっすり寝た。で、今朝には夫が仕事なので帰宅したのだけど、途中ウィルコムでチェックする前から「ジルベール・・・ジルベール」(風と木のなんとか?)という名前が頭をよぎっていたのは何かの予言でしょうか。。

http://www.cervelo.com/news.aspx?t=TestTeam&i=TeamNews#1925
なんか大きなクラッシュがあったらしいけどロジャーはそれより前の補給地点でクラッシュしていたらしい。前を行く選手たちの動きが(とるのか、とらないのかよ?)みたいな感じで前輪を取られてしまい手首を痛めて、監督たちは腕か手首の骨折でもう駄目と思ったところ、彼はすごい気合をみせてスーパー激怒のうちにジェレミー・ハントにアシストされメイン集団に戻ったが、パワーがなく勝負に絡めなかったと。

  • 全体重をハンドルにかけられなくなったので、それ以上の勝負は無理だったようですが、「自損事故」ではなくてもらい落車で好調で臨んだシーズン最終戦が終ってしまったのは悔しいねえ。。でも痛くても完走して「へっ、およそ手首のどこかが折れてるんだろうよ、脚は絶好調だったんだよべらんめえ(←意訳)」みたいな感じで頭から湯気をたてレースを去っていく彼もなんだからしいというかなんというか...(哀)
  • サーヴェロの監督もチームの中でハモンドが一番好調で、このレースで何かやりそうな選手だったので残念、といっていますが、ドイツ人期待株Reimer君がメジャーなクラシックレース初出場にして、しっかり9位にはいったところで胸をなでおろしたのではないでしょうか。
  • ハモンドをよくアシストしたハントは完走できず。ありがとうジェレミーさん@同い年。。

←ジェレミー・ハントが最近雑誌の表紙を飾っていたとは。。最初、チョイ悪親父向け雑誌?と頭に浮かんだけどそこまでのギトギトお洒落度はないし、。結局なんか自転車関係の雑誌らしいです。
http://www.weliketoracebikes.com/page6.htm

  • ところで、今回のうれしい驚きとして、Oscar Pujol(オスカル・プジョル:スペイン人25歳)は、病気や怪我の選手が多かったので代役として、クライマーなのにとりあえず人数穴埋めというかんじで駆り出され、期待されていなかったのにすごく良い仕事ぶりだったそうです。http://www.oscarpujol.com/index.php?option=com_content&view=article&id=19&Itemid=27プジョルのHP。ゴールはぶさゴールタイプらしくてなかなかよろしい。経歴のページだけどトロフィーにうさぎを入れている写真があって、もしやいつぞやの東ドイツのレースのように食用賞品では?なんてびっくりしたのですが、チーム公式サイトに「ペットはうさぎ」とあったので少なくとも食べては居ないと思う。数年前にキャリアを棒に振るのではないかという足の故障で歩行すらできない時期もあったようだけど、復帰してからは野に放たれたウサギのように走れるのがうれしくてしかたないようです。

(ところでスペイン語→英語の自動翻訳は、ドイツ語→英語よりもわかりづらい。。)

  • 今回のレース前、たまたまプジョルにちょっと注目、みたいなことをお友達にメールしていたのですが、ちょっとうれしいです。笑顔が多い青年。来年はもっと場数を踏んで大舞台でサストレをサポートできるでしょうか。