tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ノルウェーの山育ち、アイスクリーム・マンはstrong silent type

英CS最新号にボアッソン・ハーゲンの特集。

  • SKYとの契約は加入者の中で唯一?3年という長期なもの。まだ22歳。
  • 人前で注目されることになれつつあるけれど、自分はシャイだし口数が少ない人間と自分で言っているらしい。
  • 英CSの記者もTOBのときに話をしたら、ほとんど記者が話す羽目になったのだと。ただし寡黙は寡黙でも、strong silent typeだと。
  • どうもこのひとは素朴、とか荒削りとか天然とかいう印象があるけれど、彼を16歳から育ててきた理解者であるVan Oudenhove(前所属Maxbo-Bianchiノルウェーナショナルチームの監督。ベルギー人)は彼を"naive"(素朴、ウブ、子供?)な人間と決め付けるのはよくないと言っているらしい。
    • それは彼の生まれ育ったノルウェー山間部の人々の特徴で、彼の両親も寡黙で良い人で、彼自身も生まれながらのナイス・ガイである。
    • 最近(コメントがとりづらいので?)メディア対応のトレーニングを彼に課す必要があるのではないかという話がでているらしいけれど、自分は彼に「自分らしくあれ」と言ったんだ。
    • リレハンメル近くの街でクロスカントリースキーMTBをしていた彼がロードレースに進むことを考え始めたときに出会った。
    • 彼はロードレースをするために生まれたような人間だ。戦術理解力も優れていて、彼の走りの大いなる助けになっている。
  • ベルギー人監督らしい直感で、Van Oudenhoveはボアッソン・ハーゲンをみてひとめで才能があることがわかった、まだ原石のようだったけれど。
  • SKYの厳しい目利き、ブレイルスフォードも彼は偉大なチャンピオンになる気質を備えていると評価している。

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  • そもそもすごい才能があるのはわかってるけど、具体的にどのようなタイプのライダーになるのかもまだ明確になっていない。
    • まだ22歳。
    • 悪条件のレースに強く力勝負のスプリントが得意というのはクラシックレース向け(ミラノサンレモやリエージュなど)
    • TTの才能あり、回復力もあるのはステージレースでも勝利できることを示す。
    • 生理学上の数値もすぐれているし、性格的にもプレッシャーの中でも冷静でいられる。

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  • SKYへの移籍について本人はチーム方針と、新しいことへの挑戦に共感できるということ、自分も違ったことを試してみたいということを語るが、コロンビアを離れる理由について多くは語りたがらなかった。
  • シーズン終わりのTour of Britainでの活躍でコロンビア首脳陣にとっては、彼の移籍がますます口惜しいものになったのは確実。
  • 本当に大きな損失だ、というコロンビアのPivaは移籍理由は金銭的なところにあるんだろう、理解できるよ、それが人生だしロードレースだ。、とコメントしたが
  • Van Oudenhoveはコロンビアが彼を手放したのは大きなミステイクと指摘。何としても引き留めるべきだったと。で、SKYにいったら主要選手として、もう子供扱いされなくなり、チームも彼のために100%働くだろう。
  • そうするうちに、数年内に彼がどんな選手になるかわかるだろうと。
  • CSは来季のカヴェンディッシュとの直接対決が楽しみ、と書いている。スピードではカヴが勝り、対戦数の大半をカヴが勝つかもしれないが、今年のコロンビアの離脱メンバーをみるとトレインで重要な役割を果たしていたボアッソンハーゲン自身、ヒンカピー、ヘンダーソンが軒並み抜けている*1、それでどうなるか、という感じ。

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  • ハーゲン・ダッツという呼び名を最初につけたのは、当時ベテランチームメイトだったクナーフェンだとか。今もそんな風に呼ばれているのか、先日もグレッグ・ヘンダーソンが「アイスクリームマンがまた勝利」とか書いてたし。

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  • 私は、移籍の理由は彼がカヴの発射台扱いはもうごめん、と思ったのが大きいと思うんですがね。
  • あと、戦術眼は優れているのですね。。Gent-Wevelgemに初めて出場し、Kemmelbergの坂の名前も知らずに勝っちゃうところとか、天然系だからだと思ってましたが。

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  • 私が最初に彼の写真をみたのは、現チーム加入の直前シーズン終わりごろ、Maxbo-Bianchiのジャージ着た勝利ポーズの写真だったと思う。大型新人ですごい可能性あり、というようなコメントを記憶している。そのときのゴールは、まだ少々子供っぽいむっちり体型で、必死で万歳するあまりにサングラスが斜めにずれているもので、申し分のないぶさゴールだった(←これ重要)。現在も、必死でなくてもぶさゴールみたいなので、どんな風に成長するか楽しみ。
  • どこかでスイッチが入ると出るレースのすべて、彼が通ったあとはペンペン草も生えないぐらい勝ちまくりそうな怖さもあるけど。

*1:まあ前段階でのアイゼルと最終段階のレンショーがいれば、、あとは鍛えればいいし、、というのがあるかもしれないけど