tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

34歳の新人、元体重93kg、ブランク10年

サーヴェロの選手たちのtwitterをうろうろしていて、スペインだかポルトガル系の名前の新顔がよく出てくるので見てみたところ、そのJoao Correiaという選手のtwitterは普通のアメリカ人みたいなかんじだった。さらに、

「ある太っちょの男がプロの自転車選手にカムバックを決意したのはいいアイデアだった、というお話」

と自己紹介してあった。そういえば自転車雑誌で働いてた人がサーヴェロに入るって少し前に出ていたかも。
Log In - The New York Times NY Timesの記事。
元選手で元自転車雑誌の人がプロ復帰ってプロとしてのブランクは2-3年くらいで、まだ30才前だろうと思ったら大間違い。

  • 11歳でポルトガルから家族でNYに移住した彼は世界選にも出場するほどの選手だった。
  • が、ポルトガルのチームの選手と、NYのFordham大学の勉強との両立は難しく、落第寸前ということで、自転車のほうを辞めたのが21歳のとき。
  • 卒業後、Esquire誌のイタリアンファッション担当となった彼は、なにごとも付き合いが大切な業界において、とても体重を増やしてしまう。最高時は身長174cm205ポンド(約93kg)。クライアントとのディナーはえんえんと時間をかけるコース料理(手始めはモッツアレラチーズを丸ごと一人一個→スパゲッティ→ウサギ→とか)の生活。
  • 自転車雑誌Bicycling Magazineに転職した彼は、今度もまたクライアントとのつきあいが必要になるが、自転車に乗ってみて愕然としたし、以前のトップライダーとしての彼を知る知人だちも「これがリトル・ジョンと呼ばれていた君か?」というぐらいに巨大化していたらしい。
  • が、2006年クライアントとイタリアのレクリエーション的なレースに出場したとき、クライアントが彼のただならぬスキルに気づき、本格的にもっと乗れ、とすすめられる。
  • で、ソルトレークの自転車トレーナー医師のもとに行き、1年もたたないうちにポルトガル国内選手権に出られるくらいになりたいと依頼。そのとき30歳で約84kg, 体脂肪率23%。普通ならそんな年齢でそんな体重の人間がこれからプロになるなんて万に一つもありえないけど、以前プロだったから、その遺伝子はまだ残ってるだろうということに。
  • 栄養士について高たんぱく低脂肪食を心がけ、トレーナーの指示で毎夜セントラルパークで2時間インターバルトレーニングするなど努力した結果、ポルトガルの国内選手権では12位。プロをやめたあと10年間食べまくる生活を経た人間としては上出来。その後08年米国のBisselPro Cyclingに加入、昨秋Cerveloから声がかかったというもの。

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なんというか、遅すぎるなんてあきらめないで。。と中年世代を力づけるような話ですね。。(このNY Timesの記事もFitness & Nutrition欄に掲載されたもの)
こういう選手を(すでに34歳)採用するサーヴェロの経営陣も面白い人たちです。。てっきりもっと若い人かと思ってました。ということで、サイトの自己紹介がああいう文章なんですね。。

http://testteam.cervelo.com/en_us/testteam/riders/view/joao-correia/4/チーム公式サイトの個人紹介。
Joao is me 本人公式HP.
Joao Correia (@joaoisme) | Twitter twitter.