プジョルと立ち話「ツール出場が夢」
しかし、予想にたがわぬスーパー好青年でした。会えてよかった。
(Photo: tannenbaum)
今回テオ・ボスのクリテリウム直前欠場、サーヴェロから誰か交代要員を出すと聞き、時間がなくもう手配は困難では。というのと来るとすれば誰か、というわくわく感で発表を待っていたところ、なんとクライマーのプジョル(来季はオメガファーマ・ロットに移籍決定)。サーヴェロのなかでも相当注目していた選手だったので、私のテンションは一気に上昇。
彼とは今回2・3回立ち話ができたので、私の怪英語と彼(スペイン人)の非ネイティブ英語のやりとりの「おおよそ」の内容を(日本語にまとめるとなめらかだけれども、すごいぼろぼろ英語で話していたので、間違ってたらごめんなさい)。
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急に日本に行け、っていわれて大変だったのでは?
- 日本に行きたい?って聞かれて、「行きたい」と答えたんだ(笑)。手配は周りがやってくれたし。ただ、月曜日に日本を発つ飛行機を1週間先に延ばそうとしたら、変更できなかったのがとても残念、とんぼ返りになってしまった。次回はもっとゆっくり日本を見て廻りたい。
クリテリウムで、別府選手が吸収されたあとのアタックはあらかじめ決めていたもの?
- 自分で判断して行った(←隣に居た沖美穂監督が、自分で判断するのが当たり前ですと補足なさいました。ありがとうございました。大汗。)
以前トラックで練習していたというようなことをどこかで見たことがあるけど?
- トラックでは、コーチの指導でぺダリングの練習をしていたんだ。レースはやったことない。クリテリウム出場経験はいままで3-4回ぐらいかな。
日曜のレースだったら貴方は有力だったと思うけど?(出場したかったけれども、来日決定時点で申し込みが間に合わなかったという話)
- 土曜日午前のフリーライドでコースを走ったけれども、アップダウンがあってとてもよいコース。ぜひ出場してみたいと思った。
来季はロットだけれど、貴方が走るようなレースでは誰がリーダーなの?
- Van den Broeckのために走ることになってる。
ツールに出たいとFBに書いていたね。
- そう、僕の夢なんだ。
来年出場できそう?チームからそういう話は?
- まだ出場できると決まっていないので、これからがんばって出場できるようになりたい。
貴方には昨年秋ごろから注目していて、春先カリフォルニアでも良かったし、私は今年現地に観に行ったケルン1周レースで、貴方が目の前で長い逃げに入り活躍しているのを見てとても嬉しかった。
- うん、ケルンでは山岳ポイント賞を取れたんだ。
(Photo: tannenbaum@ Rund um Köln 2010)
その後ドーフィネで私にはとても印象的なステージがあって、デニフルがダニー・ペイトと長い逃げに出て、吸収と入れ替わりに貴方がカウンターアタックに入ったでしょう?*1すごく見ていて楽しいステージだった。
- そう(目を輝かせる)あのときは会心のレース運びだったんだ、僕たちがとてもいいレースができた日だったんだよ。
(たぶん普段はサストレのアシスト的な動きが多かったけれど、この日はそういうエースがいない中で、チームも若手に積極的に走らせた日だったので本人たちも気持ちよかったのでは)
(ブエルタも終盤いいステージがあったのに、言うの忘れた・・・)
デニフルはクライマーというかTTも良いみたいだけどどういう選手?
- 彼は何でもできる、登れるしスピードもあるし、アシストしろって指示されたらとことん働くことのできるすばらしい選手。大きい可能性をもってる。先週も彼と電話で話したけど、とてもいいやつなんだ(←なんかもっと色々言っていたかも。。心底デニフルを絶賛)
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私のハナモゲラ英語に対し、大きく目を見開いてじっと耳を傾け、一生懸命返事をしてくれた彼をこれからも応援したいと思います。また、プレスエリアにアクセスできることで彼と複数回接触ができたので、機会を与えてくださったレース実行委員会の皆様にも大感謝いたします。
(ほかのレポートも追っていたしますが、嬉しかったのでまずはこれから記事にしてみました)
- 日曜日は観戦に来ていて(イケメンマネジャーと同行)、2回ほどトークショウもしていたようだけれど、私はそのとき離れた場所に居たりしてタイミングが合わなくて見られず残念だった。友達によるとあまり人だかりがなかったらしい(これから、売れっ子になるし。苦笑)