近年のレース傾向とかルールとか
昨日のSuperprestige Hamme-Zoggeのレース終盤動画。赤と黄色ののっぽクラウス・ヴァントロノウトと、ニールス・アルベルト(09年世界チャンピオン)とネイスの終盤の戦い。
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観戦師匠から今年のドロドロ続きの事態について、解説を頂戴いたしました。
「シクロクロスのレースは近年スピード化しているのはご存知でしょう。
ドロドロヌタヌタだった時代から変化を遂げたのは、ゼッケンも見えなくなるようなレースはユニフォームや機材のスポンサーに嫌われる為、頭のいい人が考え出していると聞いてます。
今年は雨が多いようですね。今のところまだ寒くないようですが、世界選のころはどうでしょうか。」
「ところでHomme-Zoggeコースがひどかったですね。
近年の傾向は(悪天候は仕方がないとしても)ルールでhttp://jcf.or.jp/files/2010/08/05_Cyclo_Cross.pdf
<コース>5.1.012-013で”いかなる状況でも乗車可能でなければならない”という項目があり、
(実際には無理ですが・・・)近年のレース形態がスピード志向に変貌しているのはお伝えしたとおりです」
(UCIルール(シクロクロス)より)
つまり、このところ続いている泥泥のコースは、近年のトレンドとは反するものらしい。そういえば先日の別のレース、やっぱりドロドロだったけれども、ゴール前、勝者のNysはジャージの胸の部分のロゴにかかった泥をちゃんと手ではらってからゴールしていたが、お師匠の話だとコミッセールが泥を払うよう指示していたらしい。
- 先日のシクロクロスのコンピレーションビデオを見ても、超スピードで駆け抜けるシーンが多かったような。
- 昨日のようなドロドロレースは90年代に多く見られたものらしいです。
(お師匠様、ありがとうございました。)
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昨年のHamme-Zogge。土は湿って冷たそうだが、ドロドロはなく、かなりの高速で複数の先頭争い、これもまた興奮を誘う。
(観客は昨日は悪天候だったから、まだ昨年と比べたらおとなしかったみたいだ。。なにこのコース沿いのゴミ(お酒のコップ?)とフェンスを越えコース内に立ち入る人たち。。。orz)