tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

3月1日まで離しません(Van Kasteren氏、Stybarの現チームマネジャー)

Telenet-Fidea's Hans Van Kasteren: "Stybar stays with us unless he wants to obtain his freedom in court."
ぜんぜんアナウンスがされないStybarのクイックステップへの移籍ですが、
(これまでのお話)
ちょっと前に出ていたようにFIDEAとの契約が生きている間(2月28日までといわれていましたが)は、クイックステップと同等以上の金額を提示すればFIDEAがStybarとの契約をゲットできるという先買権を持っているのだとか。クイックステップはすでにStybarにオファー額を提示したけれども、ボールを投げられたFIDEA側が何にも言わないので、契約切れになるまでそれ以上争ったり、値段がつりあがるようなことはしたくない、とルフェーブルはコメントしていた。
(Hans Van Kasterenさんの言い分)
(元はP-Magazineに掲載されたもの)

  • Stybarが世界選を勝ったあとに事態はおかしなことになった。FIDEAとの契約、それから自分との個人マネジメント契約が2011年3月1日まであるのに、Stybarは自分自身で次の契約の「ショッピング」をはじめた。
  • こちらは525,000ユーロという彼の提示額に応じるといっていたところ、突如「自分はクイックステップから575,000ユーロの提示を受けた」と彼が連絡してきた。私は危険な香りを感じ、「そのサインは本当にルフェーブルがしたものか」という質問状を書留郵便とEメールでクイックステップに出状したが、返事を待って3週間になる。
  • もし彼が自由を得たければ法廷で勝ち取らないといけないだろう(期限前に、という言葉がはいっていませんがそういう趣旨なんでしょう)。すごく高くつくよ。

(Stybarの説明)
上のVan Kasterenさんの説明を聞くと、おどろおどろしい裏切りと陰謀、それに対する恨み、なんていう香りがするんですが、StybarにSporzaがインタビューした内容はもっと無邪気なもの。

  • 僕は去年からずっと移籍したいということを言っていたのに、Hans(Van Kasteren)はまだ僕に移籍してもらいたくないらしい。ここが問題の核なんだ。
  • 現状はクイックステップが最高の条件を提示している。となると僕は移籍できるはず。でも違うんだ。理由はわからない。でも確かなのは、2月の終わりで今の契約が終わること。そしたら決着がつく。

結論としては、Van Kasteren氏は今年9月1日にてリタイアし、Stybarはロードに。彼らの道はまじわることはないだろう。とのこと。