日本のレースで開く イタリアの扉
イタリア食文化セミナーというものに行ってきた。というと驚く人が多いかも。もともとドイツのチームをウォッチするところから始まって、今は北のクラシックやシクロクロスの好きな当ブログのカバー範囲は英語圏、ドイツ語圏、オランダ語圏が主で、ラテン系言語の国に関してはほぼ他所様にお任せ(だって言葉がまったく判らない。そうすると情報もわからない。)というのを通してきた。
- 時々ブログを読んでくださる方から「もしかしてスペインやイタリア人嫌いなんですか?」と聞かれることがある(苦笑)
- 別にラテン系の人が嫌いなんじゃないんですよ、あまりに艶やかで美しいものは好きだけれども、なんとなく照れてしまうのか回避する傾向があるだけで。こってり魅力的な妖しいオーラぷんぷん、の人よりも、イタリア人であればマルコ・ピノッティのような人なら安心。(あ、もしかして母国ではセクシー系扱いだったらどうしよう)
- あと前の職場でいっときイタリアの会社を担当していたことがあって(省略)(楽な思い出はなかった。。)
- でも、イタリアと言う国と文化にはまったらドップリ嵌るんだよねーというのは周りの人々を見ていると思う。肌合いは違うが、インドに凝る人にも似た引き寄せる魔力があるように見える。美しいし、美味しいし、情熱的だし、でも秩序と論理を重んじる。
↓なんとなくピックアップしたメンデルスゾーンのイタリア交響曲とイタリア美術の動画
==========
今回のきっかけはジャパンカップで出会ったイタリア人(マルコさん)。その人から職場(日本にある)の名刺と個人サイトの名刺を頂戴し、こちらも遊びの場面用個人名刺を。
- その後、ダンテ・アリギエーリ協会というところからイタリア文化を紹介するセミナーの案内が来るようになった。イタリア語の普及を図り、イタリア語学校やイタリア語検定を行っているところらしい。ああ、あのときのあの人だ。と懐かしく。
http://www.il-centro.net/dante/
- 今回はワインやチーズを試食し買える、というのに興味深々で、一人では心細いのでイタリア方面にはまっているお友達と行ってきた。
- 会場はイタリア語を勉強中のイタリア愛好者の人々(大体女性)で占められ。
- 見知らぬイタリア愛好家同士が「あの街は行かれたことあります?どうでしたか?」みたいな情報が交わされるなか、取り残される。(街の名前聞いてもどこらへんのどんな街か知らない。哀)。早く食べたーい。
- 「いくら名刺もらったからって、レース会場で会った人間がここまで来るってないんじゃない?笑」とお友達に言われるorz
- イタリアのワインが宗教上、芸術上重要な位置を占めていたこと、生産は家族経営がほとんどなこと、は了解いたしました。(←勉強したの、それだけ?)
- 愈々試食タイム。6-7種類のワインが試飲でき、ゴルゴンゾーラやぶどうの葉でくるんだチーズや藁でくるんだチーズ、それにオリーブオイルが振り掛けられ、ジャムや蜂蜜を添えたものを乗せたお皿がなんども席を行き交う。はちみつやチーズにトリュフが細かく混ぜ込んであるのなんて、初めて食べましたよ。小さい粒でも香りが高い。レモンのジャムが美味しい。使われているレモンってちょっとした瓜みたいな大きさなんですって。
- ワイン、飲んだ。夢中ー。いろんな味が試せた。ご馳走様でした。お土産に藁がまぶされたチーズと高級オリーヴオイル(の小瓶)を購入。食べるの楽しみー。
(後記:チーズを薄切りにして、オリーブオイルをたらし、胡桃のバゲットと食べたら美味しかったー)
- で、ちょっとほろ酔い気分で例のイタリアの人に挨拶しようと思ってたら私の顔覚えてると。あららホント?
- 待合コーナーのようなテーブルにはなんと砂田さんのジロ・デ・イタリア写真集が(チクリッシモ編集部から送られてきたものだとか)。ニッポの選手たちもイタリア語をここで勉強しているらしいですよ。
ジロ・デ・イタリア―薔薇色の輪舞 (ヤエスメディアムック 299)
- 作者: 砂田弓弦
- 出版社/メーカー: 八重洲出版
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: ムック
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
Marco Favaroさん、どうもありがとうございましたー。
=====================
そしてその翌日もイタリア。
- イタリア+自転車関係のお方(日本人)に用事のあるお友達に同行、しばらくお話させていだく。プロフェッショナルだけれど穏やか。日本人かくあるべし。
- その後、自由が丘のイタリアンラ・ガレリア・ビアンキさんでお食事。印象的だったのは季節を感じられる味。春っぽいほろ苦い香りのするフレッシュなサラダやお魚を頂きました。あ、クリームソースのかかったニョッキも美味しかったー。
ちょっとイタリアが近くなった気がした週末だった。いつかはイタリア語話せるようになると楽しそう。歌うように。
(え、スペイン方面?スペイン方面はかなりニッチな情報まで網羅しているお方があちこちに居るからなあ。。スペインの食事大好きですよ←そっちからのアプローチしかないのか)