tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

トンドの瞳

サーヴェロ・テストチームを追っていたので、スペイン人に疎い私もトンドはよく目に入ってくる選手だった。。

  • 印象は「赤ちゃんか、小動物みたい」。なんというか、無邪気で明るい軽やかさを感じる選手だった。チームメイトのコメントにもしばしば、つねに笑顔のスーパーいい奴、的な言葉がよく出てきていた。小さいチームから移籍したサーヴェロで山岳ではかなりの活躍を見せていて、特に去年のヴエルタは良かった。モビスターでは中核になっていくんだろうと思っていた。

Xavier Tondo interview: Passport to freedom - Cycling Weeklyこのサイクルスポート誌の記事の写真は彼の雰囲気がよく出ている。
サーヴェロテストチームのオーナーだったGerard Vroomen のブログ。
Xavier |

  • 彼はイラついたり怒っているところを見たことがない。いつも微笑んで、友好的だった。
  • サイクリングにロッカールームはないが、もしハーフタイム制を設けるなら彼こそ、セカンドハーフになにかを起こすことができる選手だった。
  • 彼は長いこと大きいチームに見過ごされてきたが、まだまだ未開発の才能が、その年齢にもかかわらず備わっていた。

ローメン氏がこのニュースをSMSとツイッターで知ったとき、彼のミュージックシャッフルでIsrael Kamakawiwo’ole’の “Somewhere over the rainbow”(虹の彼方に)がかかっていたらしい。
OFFICIAL Somewhere over the Rainbow - Israel "IZ" Kamakawiwo?ole - 動画 - はてなダイアリー ←動画、音がでます
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私はどうも本当には納得ができずにいて、また元気なニコニコ顔が見られるような気がしている。
(c) Cyclesport

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本人のご冥福をお祈りするとともに、周囲の人々に心の安らぎが訪れますように。