tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ラジオ・カラカス

というのはベネズエラのラジオ局のようですが、今はNYに戻った元サーヴェロのJoao Correiaが亡くなったトンドを思い出している様子にしんみりしてしまった。
コレイアが一報を聞きすぐにBicycling誌(いまはここの編集者に戻ったのでしょうか?)に送り、あとで追記したという記事。
http://bicycling.com/blogs/thisjustin/2011/05/23/spanish-racer-killed-in-bizarre-accident/

  • 2009年にチームにトンドの採用を奨めたのは自分だった。素晴らしい投資になった、というのは選手としての成績だけでなく、いつも周りのことを考えるムードメーカーとしての役割も果たしていた。いつも笑顔でジョーク連発だったとか。
  • チームバスではいつも彼の声が聞こえ続けているのでイニーゴ・クエスタなどは彼を「ラジオ・カラカス」と言っていた(なんかわからないけれどのべつ喋り続けているイメージでしょうか)。*1
  • 彼は優れたクライマーであると同時に熱心な自転車ファンでもあった。自分のレースのないとき普通に観客としてレースを観戦しに行っていた(VeloNationかどこかのインタビューでも自分の趣味は自転車しかなく、オフも熱心にファンとしてレースを観ていると言っていたような記憶が)。
  • その後もコレイアはツイッターでトンドのスペイン語なまりの口癖を思い出したり、コレイアがレース終盤にトンドにホイールを渡したことにたいしてお礼のツイートをもらったのを引用したりして、彼の思い出に思いを巡らせているようだ。

とにかく、チャーミングな人物だったらしい。

*1:ところで夫の実家では物が壊れることをぼっこれる(ぶっこわれる)、というのだけど、いつもずっと喋ってる人のことは「あいつはぼっこれラジオだから」、という。