tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Don't Come Knocking

パリ、テキサスは大好きだったので、その路線でヴェンダースサム・シェパードで20年ぶりに作られた映画は駄目だったらどうしよう。。とちょっと見るのはためらわれた。で、なんとなく宅配で届いてから見るのに何日か要した。ローラー台でダラダラしながらDVDを観始めたけれども、結局一度もローラー台を降りる事なく最後まで見てしまった。最初の1時間しかまじめにこいでいません(苦笑)

  • 漂う感じに素直に乗っかって、最後まで見た。あんまり理詰めでストーリーを捉えないほうがいいかも。
  • 邦題「アメリカ、家族のいる風景」ていうのはどうかと思う。「いまさらやってきてドアをノックすんなボケ」とか(あら、口汚い。苦笑)
  • 乾いた寂寥感。
  • ジェシカ・ラングがよかったなー。あんなふうにどんな境遇でも背筋をしゃんとして人生を生きてゆきたい。あと、ティム・ロスの人間嫌いな探偵と、イカレタ感じだけど案外懐の深いところのある息子の彼女役が味わい深い。息子役の俳優は甘い顔立ちだけど私の苦手な顎がしっかりしてない顔(苦笑)
  • しかし、この映画はなんといってもアメリカの風景の捉え方がいい。ああいう感じの絵を描くなんとかって画家がいたっけ。光の感じとかそっくり。誰だっけ。。

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なんとなく、ブラッドリー・ウィギンスの奔放な人生を歩んだ父親のことを思い出していた。いつかウィギンスが父の母国オーストラリアの世界選に出場したとき、歴代の異母兄弟が集合(父親が何か甘いことを期待して、子供たちに集合をかけた)した話。結局、楽しい会食とはならず、苦い思い出となったようだけれど、異母兄弟どうしは今も連絡をとりあって良好な関係だと、彼の本で読んだんだっけ。。。