tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

フースホフトが上れるようになったわけ

今日こそ無理だろうと思いつつもけっこう長く黄色い姿だったフースホフト。特に第8ステージではで総合ジャージを失うだろうと言われていたのに。

  • ようやくというか、ついに第9ステージでマイヨジョーヌを失ったけれども、彼やチームのファン、関係者が皆嬉しい驚きと、予想以上に続く幸せを感じたと思う。

Stellar climbing keeps Hushovd in Tour de France lead | Cyclingnews.com
フースホフトは、3年位前からファラーやカヴェンディッシュにスプリントで真っ向勝負しても勝てないと感じ始めていて、ちょうど自宅のあるモナコの周りは登り練習をするのに好適な立地。ということで意図的に登りを強くする練習したらしい。

  • それにしてもあの体格で登れるというのは一体どうなっているのかと不思議でした。

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オーストリア1周レースの情報を見に行ったオーストリアのSport10のサイトで、元ゲロルシュタイナーのピーター・ヴロリッヒがツールについて書いている記事をみつけた。彼は引退後自転車関係のイベント会社に勤務しているらしい。ってレース主催関係の仕事かしら。
"Gelbes Trikot setzt Kräfte frei" « sportnet.at
その記事をオンライン独英訳して出てきた文中に「フースホフトみたいなbeefyなスプリンターがあんなに登れるなんて」という表現にくすくす。牛肉の塊。。
("beefy" 筋骨たくましい、牛肉のような、肥満した)
なんというか、全身大荷物をしょったハンデつきの馬みたいな(牛か)身で、スリムな総合系の選手たちから引き離されないずいっしょに走っていたのは、人一倍のパワーを継続して発揮しつづけていたということですよね。すごいなあ。
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beefyの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
とにかく、よくがんばりました。

(Photo:tannenbaum 2007年ツール チームプレゼン@ロンドン)
今みるととなりディーンも含めて若いなあ。後方の神殿ぽい建築が妙に似合う。