ツァベル「緑ジャージは山岳を超える翼になる」
だんだんカヴェンディッシュの緑ジャージがしっかりとしたものになってきたみたいで。Velonewsにツァベルのインタビューがありました。
VIDEO: 2011 Tour de France, stage 14: Erik Zabel on sprinting strategy
- スプリントポイント制の変更について。中間スプリントがより重要になったので、取れるところでは極力とりにいく。
- 日曜日のステージ(モンペリエ)は大きくポイントを稼ぐ絶好のチャンス。中間も狙う。少しでも稼いでゆく。
- Gapゴールの日はジルベール向きだ。僅差のレースになるだろう。彼は今非常に強い。少しでも彼からポイントを奪うようにしたい。
- 緑ジャージを着ていると、山岳を超えるモチベーションになる、まるで翼を得たようにね(笑)
ツァベル師匠は自分自身現役時代にこつこつ中間ポイントを積み重ねてグリーンジャージを確保していたようですが、弟子についても、グリーンジャージの制度が変更になっても、とにかく確実にポイントを重ねる、、という戦略で行っているようです。まあ、1日2回スプリントなんてキツイですから、ステージ勝利だけ狙う選手が多い中、これができる体制と能力があるチームも選手も少ないかも。。
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Tour de France organizers downplay sprinters's spat | Cyclingnews.com
カヴがグルペットから脱落したあと車に長い間つかまって登っていたというクレームがあったようですが。
- 中間スプリントのあと、ジルベールがレースディレクターPescheux氏の車のところにいって長々と話していたようで。
- ロハスは「自分とジルベールはカヴが車を使ったチート(ズル)をしたことについて 苦情を申し立てたんだ。自分たちはドーピングについてだけでなく、ほかの面でもクリーンなスポーツを望んでいる」「僕たちはTVカメラにカヴを追うように言ったんだ」と。
- オメガファーマ・ロットの監督はジルベールはPescheux氏とちょっと話したが、別の内容についてであり、カヴについて抗議はしていないと説明(気使いますね。。合併するかもしれないしね)
- 結局レースディレクターはカヴは問題ないとして、抗議は聞き入れなかったようで。Pescheux氏は「カヴは問題あると思ってない」「ロハスはいつもあんな風だから」と。
- 以前それで降格になったり、ポッツァートからも同様に「薬やってないかもしれないけどちがうチートはしてるよね」と言われたりしてますが、レースディレクターは問題ないレベルと判断しているようで。
- まあ以前それで降格もありましたし、そういう目で見られているのはホルムさんだけじゃないんですよねHTC。。
- しかし、ジロのときのカヴのペタッキのコースどりへの猛烈抗議も印象に新しいですが、スプリンターはレース走る以外に「アピールする」という能力も必要なんでしょうか?
緑ジャージの翼、つまり精神的な支えがあれば、車の支えはいらない・・?(苦笑)