サガン君、脱皮す
レッドブルを飲み干したあと、テクニックを披露するサガン。これを見ると↓のハウスラーとの競り合いできわどいところも落車しなかったことやゴール後何度もウイリーしたのも頷ける。
Peter Sagan - Wikipedia, the free encyclopedia
- 08年マウンテンバイク世界選手権ジュニアチャンピオン、同年シクロクロスジュニア世界選手権2位、ジュニアパリルーベ2位。シクロクロスのSupterprestigeもどこかで一度勝ってるみたい。
- クイックステップにテスト加入するも契約にいたらず、ロードに嫌気がさしてやめたくなるが、家族のプッシュでLiquigas-Doimoを受け合格。リクイガスの首脳とドクターはメディカルチェックの結果を見て19歳にはありえない肉体の強さに驚愕。トレーニングキャンプではチームメイトの誰よりも多くのマウンテンバイクを破壊し、おとなしく礼儀正しい性格にもかかわらず、ターミネーターと称される。
Peter Saganプロ入り後のリザルトはこっちが詳しいです。(←調査途中挫折)
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【サガン君脱皮のポディウム】
ポーランドの最終日、総合表彰式の動画をさがしました。なぜなら、こんなツイートを見たから:
TwitLonger — When you talk too much for Twitter
- ハウスラーと論争し、フィニッシュでは二位(キッテルすごい)、ウイリーを披露し、自らのジャージを引き裂き、そのジャージを群集に向かって投げいれ、経済大臣にシャンパンを掛け(大臣は冷静)。優勝カップからシャンパンを飲み干し、2、3位の選手にお振る舞いをし。・・・総じて、彼は幸せだった。
何故彼はタトラ山地の向こうで生まれたのか?
結局、動画検索名人さんのみつけたこの動画で検証↓:
http://youtu.be/XPtpTX0_09k
(7分すぎから)
- ジャージを破って脱ぐ。一発で上手く千切れず、足から脱ぐ(笑)、丸めて観衆に投げる
- 岩塩みたいなトロフィーは受け取って速攻床に置く(一度ぐらい掲げなきゃ)。シャンパンのボトルを待ち構えていたように受け取り嬉しそう。
- 突如激しく舞台裾に駆け出し、シャンペンシャワーを観客と、舞台周りの人々にかける(←アブナイ人)。マルカートの隣の人か、マーティンの肩に手をかけてる明るいおじさんかどちらかが経済大臣だろう。
- シャンペンを優勝カップに注いでラッパ飲み。ボトルが邪魔だから、マルカートにちょっと持ってて、という感じで渡す(気を使ってふるまってあげたようには見えず。。)飲み残しは、舞台に捨て。
- カオスの中、副賞のFIAT車のキーが授与される。マルカートはその授与を横切るようにマーティンにボトルをパス。綺麗な金髪ポディウム嬢(左)はちゃんと頬に触れてキスしてない。
↓もっとロングバージョンはこちら(FB)。
ELITE BIKE - Tour de Pologne 2011 | Facebook
サガンというと、「表彰式では棒立ち、視線泳ぐ」、、のイメージがあったのですが、もしかすると関係者から「スターになる者として、派手なパフォーマンスの一つも見せてみろ」と教育的な指導が入ったのかもしれません.とにかく、出身地からも近いこのレース、大応援団も詰め掛けていたようで、ビッグタイトルだーと大喜びしていたようです。
- タトラ山脈がどうのというのはよくわかりませんでしたが、チェコの自動車・エンジンメーカーにタトラというのがあるそうです。
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登りもスプリントもこなす、「恐ろしい子」の今後を見守ろうかと思いますが、この思春期(もう21だけど)の挙動不審さみたいなのがいつまで継続するかも私の注目ポイントです。へんに世慣れた人になったらがっかりするかも。