tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

(議論)競合他社に敏腕セールスマンが移籍する場合(ヴォータース判断)

http://hub.velocentric.com/theres-a-lot-of-people-bashing-vaughters-for

  • 来シーズンからBMCに移籍することを発表したフースホフト。当初、ガーミンのブエルタのメンバーには入っているという情報だったが、発表後、なぜかフースホフトはメンバーから外れていた。
  • それを「ある程度ステージ勝利が見込め、宣伝効果がある選手を何故はずした」「移籍されるから感情的なものだろう」との批判が相次いでいたらしい。

このブログ記事はそれに疑問を呈するもの。

  • ある非常に成功した会社。セールスチーム育成や運営にそれまで心血を注いできた。そんなとき、チームの中でも敏腕セールスマンが競合他社に移籍することなった。とする。
  • 参加に$500,000要する国際イベントに出場出来たセールスマンは人目に触れ、経験値が上がり、名前を覚えてもらえるというメリットがある。
  • 移籍の決まった敏腕セールスマンを連れて行った場合、会社には短期的にメリットがあるかもしれないが、その真の利益は彼の移籍先のものになる。こう考えると、移籍する選手よりも、これまで育成してきたこれからの選手にチャンスを与えるというのはまったく普通の考えかたではないか

というもの。

  • コメント欄には今フースホフトがUCIポイント手持ちを増やすということはライバルBMCを利するということ。そんなことはさせないという判断もあるのでは?との意見。
  • いや、ただ感情的な決定だろう、という意見も。

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個人的には感情とビジネス判断の両方ではないかと(笑)

  • 細かく覚えていませんが、移籍の決まった敏腕ビジネスマンを国際イベントに連れて行った経営者はいままでに居たのではないかとは思いますが、それはその敏腕さんが生え抜きで長年貢献したとか、そいういう背景もあったのかな。
  • フースホフトは所詮1年間居ただけですからねえ。。
  • ヴォータースさんも大所帯を抱えて、あれこれ大変だろうなと思いますよ。。メインスポンサーの一翼を担っていたサーヴェロが降りるそうですが(機材供給はあと二年継続)、後釜スポンサーは見つかったのかな?

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しかしフースホフト、結局世界チャンプの報奨金はなしで終わるようですし(そうですよね)移籍先のBMCでもエヴァンスに牽制球(「スプリンターならうちのツールのメンバーには不要」)を投げられたり、あっちこっちでテンション高めな状況ですが(もしかしてこれが彼においてのアルカンシェルの呪い?)、のっそり不敵な笑みを浮かべて乗り越えてみてもらいたい。