tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

40m落下したファンマルケ、マドリッドまで完走を目指す

ブエルタはアングリルの難関ステージが終わりましたが熱狂した観客が迫るのにハラハラドキドキし(フラッグ持参は禁止にしたほうが。。)、急斜面に脚をつきそうな選手を心配し、前方は霧に包まれるし、ついにカメラバイクが突然クラッシュして先頭カメラしかなくなったのには閉口した。スカイはエースの序列からフルームを解放するのがちょっと遅れたかなー。。。、
・・・あれ、リザルトにこの人↓の名前が。完走者178人中、160位でゴール。わあ、持ちこたえたのですね。

160 Sep Vanmarcke (Bel) Team Garmin-Cervelo

前日、ガードレール下の茂みに落下し、よじのぼってレースに復帰したガーミンのファンマルケ。ゴール時も、チームのスタッフが首や背中の状態をやさしく確認する間もずっと泣いているような様子が心配でした。

http://www.cyclingnews.com/news/vanmarcke-determined-to-finish-vuelta-despite-horror-crash
急に鋭い角度のカーヴが目の前に現れ、まずランプレのリーギが落車、よけきれずにファンマルケとクローンは空中を飛んでガードレール下に落下。

  • ゴール後病院で検査を受けた結果ファンマルケは背中と首に傷を負っているが、幸運にも骨折箇所はなかったとか。クローンは腕を骨折してリタイア。

http://www.sporza.be/cm/sporza/wielrennen/Vuelta/110904_Vanmarcke_over_ravijn (←彼のインタビュー音声と、がけから上がってきたときの動画がある)

  • Sporzaへのコメントでは、ファンマルケは「空中を飛んでいる間、自分はもうおしまいだと思った」。二度ほど地面に接触し、樹木にひっかかりながら40m下に落下、川の手前の地面に落ちたとか。がけが急すぎで自力でよじ登れず、助けの人々が枝を差し伸べてくれてようやく道路に戻ることができたらしい。よじ登ったあと、バイクにふたたび跨り、チームメイトのクリアーが彼をグルペットまで連れて行ってくれたのだとか。
  • ゴールまでの2時間、はりつけの刑のようだった。全身は痛むし、ショック症状でずっと涙が止まらなかった。

しかし、結構ひどいアクシデントに遭遇しても、選手ってとりあえずバイクに戻ろうとするのに感心するのですが(そのあとでリタイアすることになってもとりあえず走る)もう無意識的に自転車に乗るという意識が刷り込まれているのでしょうかねえ。

  • 最後の16kmの登りはアンドレアス・クリアーと、それからステイン・デヴォルデル(フランドル出身者同士、知り合いだったのでしょうか)が付き添って押し上げてくれなければとても走り抜くことはできなかった。彼らへの感謝は永遠に忘れないとのこと。
  • チームマネジメントとドクターは骨折はないにせよ、リタイアしたほうが良いといったのにもかかわらず、彼は初のグランツールをなんとしてでも完走したいと思っており、マドリッドのゴールを目指すのだとか。一緒に落ちたクローンは骨折でレース続行できなかったですが、クローンの分もがんばってもらいたいですね。

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  • ファンマルケSep Vanmarckeはワンデイが得意なコルトレイク出身の23歳ベルギー人で、去年まではTopSport Vlaanderen所属、今年からガーミン。今年のパリルーベではハウスラーやハモンドが欠けた中、フースホフトの居るグループで健気に先頭で働いて20位。あと今年のE3 Plijs Vlaanderen-Harelbekeで4位、昨年のGent-Wevelgemでは2位、パリツールでは15位と着実に実績を上げつつある若手のようですね。

写真はCANYONバイクのサイトより。2010年のGent-Wevelvgem 左からファンマルケ(2)、アイゼル(1)、ジルベール(3)。

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アイゼルは若い子はいじめません(?)

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