Joeyは本当にOKだったのか?(シケインクラッシュ空中飛翔動画の人の手記)
シクロクロス好きな人であれば一度は見たと思われる先日のクラッシュ(?)動画。(このエントリを書いている時点で43万ヒット超え)
シケイン越えを誤った選手がシケインにぶつかったあと、ポーンと空中高くバイクとともに舞い上がり、回転しながら着地。いったんは起き上がろうとするが苦悶。人が駆け寄る。というところで終わっている
Joey Mullan’s Ragdoll at StarCrossed - Bike Hugger←写真でも撮影されていた。
で、動画のタイトルは「Joeyは大丈夫」というもので、コメントにも彼はCyclocrossマガジンの人(helperとあるけど助手的な仕事?)で、翌日もCrossVegasに出かけていった。とあった。
しかしその後もTwitterTVに取り上げられるほど話題を呼んだらしい。
- StarCrossed 2011というワレンスも出場し勝ったプロのレースの前後に色々行われた一つ、Singlespeed Shoot Out。このレースのほかの動画をみると、野辺山のときにみたような仮装チックな(上着をマントのようにしている)人もいる。
(以下、シクロクロスマガジンのサイトに自らの経験を語ったJoeyさんの手記適当訳)
Is Joey Really OK? Joey Speaks Up and Tells His Story - Updated - Cyclocross Magazine - Cyclocross News, Races, Bikes, Photos, Videos
- 自分はJoey Mullan、シングルスピードでシクロクロスに出場するのは今年で4年目。短いコースが得意。賞金もよかったし。
- 8名ずつ、後輪を押さえてもらってスタートするレース(エリミネーターとあるけどどういうルールで距離はどのくらいだったんでしょうか)。
- 最初のヘアピンカーブ直後、シケインは普通二つあるのに、一つしかなかった。スピードを出して入り、すばやく着地し、自転車に再びまたがる、はずが予期せぬ一つだけのバリアだったので、反応が遅れた(ワレンスたちが出たエリートのレース動画ではシケイン二つ映ってました)。
- 自分的にはそんなにひどいクラッシュだと思っていなかったけれど、ビデオに撮られたのをみるとそうではないね。
- 骨盤から着地したので全身への衝撃がひどかった。なので一度立ち上がったあとに再度倒れて苦痛で転がり廻った。それを見てラウドスピーカーで看護士が呼ばれ、君の名前は?とかここはどこか?とか質問された。自分は「さっき痛かったが今は歩ける」と立ち上がって歩き去った。自転車が心配だった。
- その後は大変だったよ。皆があちこちに貼られたクラッシュについて聞いて来る。体調はどうかとか、あの乗り方は云々という批評とか、とにかくすごーい、だとか。まあ気分としては、すばらしいよ。ドジを踏んだけど、おかげで皆がJoey Mullan が誰か知ることになったから。
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なお、同じシングルスピードのレースの別の走者、ヘルメットにカメラをつけて走り、先頭でシケインに到達したところでこの人も合えなく空中回転クラッシュしたとおもわれる。
いっとき両脚が綺麗にそろった形で飛んでいるところが映っているのにびっくりしたけれど、身体を丸めて飛んだということなんだろうか。そして本人落下のあとなぜかひとりで自立していた自転車もパタンと倒れてマンガのよう。
この日このシケインでは3名がクラッシュしたが、だれも病院送りにはならず。しかし途中で撤去されることとなったのだとか。
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なお、このStarcrossedに出場の外国人選手名。
A deep international field lined up for today’s men’s race, with Bart Wellens, Rob Peeters and Ben Berden (Belgium), Fabio Ursi (Italy), a gaggle of Canadians led by national champ Chris Sheppard, Masashi Matsui (Japan) and a Kiwi (Aaron Tuckerman).
あれ?松井正史選手が出場していた?