tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ブルドッグの過去と未来

先日、ミストラル第3戦でかわいいフレンチブルドッグと飼い主さんとお友達になった。
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ビブちゃんというらしいのだけれど、別名はロジャー・ハモンドユニオンジャック柄の服を着ていることがあるのと、その風貌から)。
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かわいくて何枚も写真を撮ったけれども、黒い犬って撮りにくい。目鼻がどこにあるかわからなくなってしまう。
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黒い犬を撮影するのには多くの人が苦労しているらしく、検索するとたくさんヒットする。

目鼻を写すには露出をプラスにすればいいんだろうけれど、あまりやると折角のしっとり黒い毛色が白っぽくなってしまうので色々調整が必要のようだ。眼になにか光を反射させるというのは効果ありそう。
次回はユニオンジャック柄の服を着てきてくれるらしい。撮影のほうも頑張りたい。(笑)

2011-12-14 - IKEMOTOの日記←こんなところで寝てた。
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C1レース後、池本選手を見ると無茶苦茶にじゃれついていた。遊び仲間らしい。

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さて数日前、職場のランチテーブルで犬談義になった。

  • で、フレンチブルドッグ可愛いよねーホントホントという話が出たとき、小山のような体格のカナダ人同僚(趣味はボクシング)が、「 "フレンチ" ブルドッグだって?フッ、、」と鼻でせせらわらったので女性陣からなんでー??と総攻撃を浴びることに。
  • スコットランド系の彼曰く、ブルドッグは英国の犬。その由来は19世紀に禁止されたロンドン近郊のなんとか地区で盛んに行われていたブルベイティングという恐ろしい見世物(兼賭けの対象)であり、牛に噛みついたら滅多なことでは離さないように改良を繰返しあのような風貌になった。但し、その「ブルベイティング」が禁止された後、家庭犬にふさわしい性格に改良されたのだとか(←彼は日本語堪能なので、上記説明はすべて日本語)
  • まあしかし恐ろしい見世物があったもんだ。

子守に向いた温厚な犬とされる現代においてもブルドッグ

「勇気」「不屈」「忍耐」

の象徴として名誉あるイギリス国犬の地位を得て、イギリス海軍のマスコットにもなっているのだそう。(犬図鑑◇ワールドドッグ図鑑◇ブルドッグ

Bull-baiting - Wikipedia, the free encyclopediaブルベイティングの絵。犬が飛ばされてるー(泣)
犬図鑑◇ワールドドッグ図鑑◇フレンチブルドッグフレンチブルドッグの解説。英国ブルドッグが原種である、という説が主流みたいだが、やはり英国人的には自分達のブルドッグにフレンチ、という名前が付くことを好まない人もいるのだとか。

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ところで上のビブちゃんの別名の元である自転車選手ロジャー・ハモンド氏は英国内のシクロクロスレースに出場したりしている。

Midlands Cyclocross ChampionshipではLiam Killeen (MTBが主戦場の選手)に次いで2位。

  • Roger Hammond – Garmin Cervelo « RICHARD DAWSON PHOTOGRAPHY←写真
  • ガーミン放出が発表されてから暫く経つが、いまだ今後の身の振り方についての噂が入って来ない。本人はまだ現役続けたいと思うんだけれど。秋頃のインタビューでそう言っていた。 一緒に放出されたダン・ロイドはまだまだ走れそうなのに「ビッグチームで走ったここ数年、いい夢をみさせてもらった・・」と引退をほのめかす発言まで出ているけれど。

次のステップがなんであるにせよ、ロジャーには「勇気」と「不屈」と「忍耐」で自分の望む道を勝ち取っていってもらいたい。 ←ヒジョーに遠回りなエントリでしたが、結局これが言いたかった。苦笑