tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

観客力!

ベルリン6日間レースでまず印象深かったのは、観客側の、その「場」を造り出す力。感染力。いや観戦力。いや、すっかり感染しました。
笛のワルツ.mp3 (369.8K)(音がでます)これを聞くと、ベルリン6日間レースにはホイッスル持参せずにはいられないというのがわかるはず。

勝利した選手のパレードランでは、ベルリン名物のワルツ(I need a whistle!! - HONK de BONK参照)で観客が各自笛で音楽に参加、選手をたたえる。ただのホイッスルなので吹くのに技術は要らないし、一体感がとても楽しい。

  • このワルツがかかるパレードラン以外にも、レースが佳境に差し掛かると、煽るように各自マイホイッスルを吹く。
  • ベルリン6日間レースなので、地元出身選手”Belriner"(ベルリナー:ベルリンっ子)も多めに出走していたんだろう、場内MCが「彼はベルリナーのだれだれ」、と言ったらますます場内はヒートアップしてその選手を重点的に声援する、という感じ。

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↑ベルリン出身の選手が勝つとこのとおり。

これはスプリントの予選として行われるフライングタイムトライアル。タイムトライアル開始前の助走のあいだに選手が自ら自分への応援を観客に要求している。

(動画: いぬたろうさん)
↑このマクシミリアン・レヴィは短距離系ではもう一人丸太みたいな体の選手フェルスターマンと勝ち星を取り合っていた強い選手。二人で8分あまりにわたるスタンディング・スティルをした時は場内大喜びだった (いぬたろうさんの動画集にもその時の模様がアップされている)。
選手やMCがこうやってうまく煽るだけではなかった。

  • たとえば名選手シュテファン・ニムケぐらいになると自ら出走前の煽りをやらなかったりするけれども自然に彼の走るのに合わせてウェーブが発生したりしていた。
  • 指示される前に自分たちでうまく反応できるところなど、ファンとしての実力が高いなと感心した。


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これは観客力というよりは身内パワーなのかもしれないけれどとても印象に残ったので。

  • この写真はドミフォンレースでの客席の模様。↓

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この真ん中にうつっている白髪あたまのおじいさん。
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どうやら特定の選手が通るたびにヒートアップして、声を上げている様子だった。
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選手の身内か、コーチか。いま現在の指導者なら中で見ているはずだけど。
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もう、ダンスしてるみたいな振り付けでアクション全開。腰が入っていて、振り回していないほうの手は手すりを逆手に握っている。
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5日目と6日目、二回ドミフォンレースをみたが、ドイツチャンピオンジャージの彼は2日間どちらのレースでも終盤にバーンと上がってくる彼が勝った。魅せる走りっぷり。なかなかドミフォンというのも興奮するものだ。
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この興奮ぶり。なんだか可愛らしいぐらい。(奥のメガネの中年男性も立ち上がってて、おじいさんとの間に座ってた紫のセーターの女性も立ち上がってる。わたくしの勝手な想像では、優勝者のおじいちゃん、とパパとママ。単なる地元ファンかもしれないけれど。)
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花束をもってパレード。

http://www.sechstagerennen-berlin.de/index.php?view=article&id=457:spiderman-fernow-bekam-sie-alle-in-sein-netz
このFernowという選手はドミフォンのドイツチャンピオンで地元出身のスパイダーマンと異名をもつ、オフの半年間は高所作業の仕事をする人のようだ(たぶん)。

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