私の知らない貴方(Stybar のダンケルクステージ勝利)
ジロもイタリアに移動し、坂道に苦しむスプリンター等すっかりたけなわになりつつありますが、とりあえず私的にはこれに触れておきたいと。(長くてうざいです)
http://www.cyclingnews.com/news/stybar-scores-first-road-victory-in-four-days-of-dunkirk←CN 記事
登り基調のラスト1kmからアタックして逃げ切ったようで(動画をみるとラスト2㎞チームメイトが先頭を引く追走グループから飛び出し、あっという間に先頭の二人も追い越し、追いすがる選手たちを上りで置き去りにしてゆく)やっぱりシクロクロスっぽいというか、力で引きちぎる感じはStybarらしい。
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Zdeněk ŠtybarCycling Archivesに出ていたStybarの経歴を見ると2005年にFidea入りしているが、それまではアンダーのロードレース国内選手権で3位入賞などしているようだ。Fideaに入ってからシクロクロスに集中していたのかな。。(TOJに来日したこともあったようだけれど。)
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でもなんだかクロスでは見慣れたStybar の勝利も、ロード選手姿でみてみると不思議。
Photo: 〓 AFP Photo
うーむ どなたさんですか?苦笑
http://www.cyclingnews.com/news/photos/stybar-scores-first-road-victory-in-four-days-of-dunkirk←CN写真集 といっても2枚
なんだかどうも、ほかの人みたいですけど、まあ、よかったねスティビー。
(Photo:tannbnaum)
今年のシクロクロス世界戦、男子エリートレースの前に試走するStybarをとらえた貴重なMy生写真(笑)何やら余裕の笑顔なのだけれど、レース前には優勝候補と言われていたにも関わらず、直前のインフルエンザ明けで、レース前には優勝をあきらめていた?
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- 3年ロードでやってみて結論を出す。ロードで活躍出来ないと結論した場合、その後はシクロクロスに戻り専念する、というようなことを言っていた。ロードへの挑戦2年目、初戦のダンケルク4日間でステージ勝利、総合2位。これでロードでやっていけるという確信を得たのでしょうか、、、
- 彼の個人雇いのトレーナーはクロスのシーズン後休息を数週間とらせるのに、コンスタントに練習したがるStybar を止めるのが大変だったとか。
- チーム側も、本当は本人が一番好きな春のクラシック*2に敢えて出場させなかった、とのこと。今年はクロスシーズンの疲れを取るのに成功したということですかね。チームマネージャーのルフェーブルさんは、Stybarの能力にはまえから一目置いていたことを語ったようですが、彼の欠点として毎回リザルトを求めてしまうこと、をあげていた。
- だから春クラシックに出場させると毎回無理にでも勝ちにいってしまい、疲弊してしまうのを回避したということですかね。
- シクロクロスは毎週末のレースで同じような有力選手が毎度ガチンコ勝負の結果、その時の力に比例していつも似たような面子が表彰台に上る。。
そんなシクロクロス選手の中でもStybar は男走りというか結果的に勝者に引かされるような展開になっても前で走る印象が強い。
- 2011-12年はロードとの掛け持ち挑戦初年度でさほどの結果はでなかった上、クロスでは明らかにリザルト的にはスローダウンしていた。
- ラボバンクのラース・ボームにクロスとロードの両立についてアドバイスを受け、来年度からは出走するシクロクロスのレースを減らす、といわれている。(2011-12シーズンからすでに減らしていたようにも見えるが更に絞り込むということか)
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シクロクロス界からはよかったねーというのとともに微妙な反応も。
A crosser wins in May!? RT Former ’cross champ Stybar wins at Dunkirk velonews.competitor.com/?p=217056
— MOOTSさん (@MOOTSCYCLES) 5月 7, 2012
「シクロクロッサーが5月に勝つだって?」Yay!! I mean, boo!! RT @velonews: Stybar's Dunkirk win confirms move from world championship ’cross career to the road. ow.ly/aKLyf
— In The Crosshairsさん (@CXHairs) 5月 7, 2012
「やったー!ってか、ブー!!」http://www.cxmagazine.com/stybar-wins-first-road-race-2012
シクロクロスマガジンのこの記事を書いた人は本当はどう思っているかわからないけど論調としては「Stybarはどのような自転車に乗っていてもスーパースターとなりうる」と。シクロクロス選手もロード転向しても能力高いんだよね!って言いたいのかな。
http://bicycling.com/blogs/boulderreport/tag/lars-boom/
Bicyclingマガジンはロードレース側からの見方として「早くロードに専念した彼を見たいと思っていた」
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- 1年間のスケジュールの中心をロードに置くためシクロクロスの出走数は減らすが、走ることは止めない、と言うようなコメントをしたのはGVAトロフィー、Loenhoutのレース後のこと。Stybar not saying goodbye to 'cross | Cyclingnews.com
"Cyclo-cross is my life, my true love. This is certainly not my last cyclo-cross season but it might become a bit less. It's no farewell," シクロクロスは僕の人生で恋人だ、今シーズンがシクロクロスを走る最後のシーズンになるということは絶対にないが、少しレースは減らすだろう。さよならじゃないよ
- もうワールドカップやGVA, Superprestigeのタイトル狙いの走りは見られないのでしょうかね。。
- ヨーロッパのメジャーなシクロクロス舞台においては、タイトル狙いの有力者たちの間では、メジャーなレースは毎週毎週欠かさず走るということが当然、な文化があるらしい。3シーズンほど前、Stybarが別のタイトルを狙うため、ワールドカップのフランスのレースをスキップした時には、仲が良いはずのSven Nysから痛烈な批判を浴びた。一線のシクロクロス選手たちは体調が許す限りすべてのメジャーなレースに出場すべきというもの。Stybarはその「1シーズンでずっぱりの義務」から逃れるかわりにシーズンタイトル狙いの列からは降りるということなんだろうか。
- オランダ人のシクロクロス世界チャンプラース・ボームに続き、チェコ人のスティバルも。。「外様」な国の有力選手のロードレースへの流出が続く。シクロクロスがますますベルギー人によるベルギー人のための、になってしまうことで競技の国際的な地位に影響がでるかもしれないのは本当に残念。。
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Stybarといえば、軽々とジャンプするのも売り物。かれの公式サイトで募集した、"Jump Styby Jump"キャンペーンの優勝作品が上の写真、
http://www.zdenekstybar.com/en/jumpstybyjump.php ←コンテストのページ
はあ、何が言いたいのかわからなくなってしまった苦笑。