信州シクロクロス第5戦 霧ヶ峰(その4 カテ1)
さて、カテ1レース。
霧ケ峰は伝統のCCM*1の中でも、
最後に残されたハードコアなコースのひとつであると思います。
上記は今回出走していませんが某カテ1選手の方から頂戴したメールからの抜粋です。(本エントリ文末にも抜粋があります)
- 前年ここで優勝している小坂光選手。先週は、飯山でお父さんを2連破しました。ナイトクロスはストリーミング中継を見ていましたが、見応えのある戦いでした。
- 名物コースで、重要な世界選セレクションレースでもあります。が、、しかし大変淡々としているレース前。
- 二列目スタートの皆さん。
- スタート前ギリギリ2,3分前に突然トイレに行って直前に戻り、ひととき場を和ませた高校生前田公平選手。
- その間、小坂父は、トイレ騒ぎをよそに鷹のような眼。
- 地元の方ですが、耳を覆っていますね。地元だからこそなのか。。耳冷えないとずいぶん体感温度違いますね。
- スタート。
- 重要な位置取り争い。
- シングルトラックの勝負どころを通過し林へ。あれ?小坂光選手がいない。
信州シクロクロス第5戦霧ヶ峰大会レースレポート: Hikaru Kosaka小坂光選手のブログ。丸山選手の落車に巻き込まれ、順位を挽回できないままシングルトラックにさしかかってしまったらしい。
- わらわらと。
- スワコ軍団。
- ここで申し訳ないのですが、上のほうの区間には上りませんでした。。いま思うとカテ1のハアハアも観戦すればよかったです。撮影者のほうが一度上っただけでハアハアになってしまいました。
- で、降りてくるともう丸山小坂父の二人旅態勢。
- どこがどうなるとこんなに強いままでいられるのでしょう。←自分と同世代
- このとき前田公平選手の次、4番手だったか、小坂光選手。
- 横山航太選手。
- テント泊、濱選手。
- 聞こえてくるのは、針葉樹の葉とウッドチップの上をはしるタイヤのシャシャシャシャ、という音、ブレーキのこすれるきゅきゅきゅという音、選手の息遣いぐらいで、観客は少ないし、静かな静かな厳しい戦い。
- 静寂を打ち破るのはツイキャス職人の滑舌のよい明瞭な声。盗撮者ではありません。腰がしっかり入っています。Recorded Live [koganei3_twitcast] #7219243 - TwitCasting←この日のレースは3つのパートに分かれて実況されていました。これはその2。
- 二人旅。後続との差がだいぶついています。2分くらい?
- 3位争い。小坂光と前田公平。
- ミストラル第3戦、鼻かぜにも関わらず勝利した合田選手はまだ治っておらずとのことで苦しそうに見えます。
- 丸太越え直後に切り株があります。
- 好調な向山選手は丸太を乗って越えます。
- およそ沿道からかかる応援の声は選手妻たちからのものがほとんどのようでした。。(そうでない人たちも若干)
- 鼻の呼吸が不調では、この高地で踏み続けるレースはきついでしょうね。。
- このスワコの小林聖選手も小坂父のように耳のみならず、顔の周囲を広範囲にカバーしているんですね。
- 小坂父と丸山選手の二人旅がずっと続きます。どこで相手を振り切るつもりなんでしょう。
- ちなみに公式サイトにあった100回戦って100回勝てる方法とはどんなものだったのでしょうか。。
- この周回の上りだったでしょうか、中間選手のチェーンになにかあったように見えました。
- ツイキャス職人にリタイアを報告する横山選手。当初から体調不良だったとのこと。
- この中に宮内さんが。
- 前を行く小坂光選手を追う前田公平選手。ピント今いちですが、好きな構図です。
- 最終周回で林に入ってきた小坂父。このころはもう、後ろの方の選手が下って行ったと思ったら、先頭が林に入ってきます。
- う、10秒まではいかないけれど、ここで初めてすこし遅れた丸山選手、後で聞くとここに来る前に自転車交換したらしいです。カテ1選手の走りを凝視する宮内選手がいます。
- 何かを確認したいのか、駆け去ってゆきました。というか、山を走るときは鹿を目標に走ると聞きました。
- ヒカル選手、きつそうですかね。
- マウンテンバイカーとしてここは乗っていくだろう、という期待に応える前田公平選手。
- 先頭下ってきたけれど丸山選手が引離されていた!
- 木の陰にスナイパー?スワコ飯塚選手。
- 犬も人間も暖かそう。
- 最後のシケイン。
- 濱選手はダイナミックですね。
- こうしてみると、この年齢差が実感できますね。
- 光選手のこの表情。トップの小坂父から3分10秒差のゴールでした。疲れが溜まっていたところにレース展開に恵まれなかった。
- まずは乾杯。
- 厳しい戦いお疲れ様でした。
- 体が思うように動かなかった。という前田公平選手。
- 係りの皆様有難うございました。信州シクロクロスは初めての観戦でしたが印象に残る経験になりました。
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http://www.shinshu-cyclocross.com/wp-content/uploads/20121111_C1_R.pdf←カテ1リザルト、完走者20名中9名、トップから9位までのタイム差6分44秒。
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結びに某カテ1選手の方から頂戴したメールから再び転載させていただきます。
霧ケ峰、よかったでしょう。
音楽もDJもなく、聞こえるのは選手の荒い息と風の音のみ。
現場からは遊びの要素は限りなく排除され、選手はもちろん、レースを走らせる側も世界選手権代表をセレクトするレースであるという緊張感に満ち溢れています。
私は過去2度ほど出場しましたが、高地順応がどうしてもできず、あまりの苦しさに恐れをなして、チャレンジすることを断念しております。
ウッドチップの下りも結構怖いんですよ。あのコースをイメージどおりに走れる選手がうらやましいです。
(thanks to: Y様)
レース後、みるみる空から冷たいものが降ってきました。皆挨拶もそこそこに車に乗って会場を後に。レース中は降らなかったのは幸運だったと思います。