tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ベルギーでも注目されていた、小坂正則 ”Ageless Masanori Kosaka” の2013世界選メンバー選出有無 と、GPミストラルの動画がベルギーの大手新聞サイトデヴュー

昨年11月19日、今シーズン入りしてしばらくのタイミングでベルギーフラマン語系大手新聞Het Laaste Nieuwsのサイトに小坂父の話題が取り上げられていた。"Moeten Albert en Nys in Louisville schrik hebben van 50-jarige Japanner?”
AlbertとNysはLouisvilleで50歳の日本人の脅威を受けるのか? ←大きくして強調してみましたw
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(photo: tannenbaum)
http://www.hln.be/hln/nl/2884/Veldrijden/article/detail/1536468/2012/11/19/Moeten-Albert-en-Nys-in-Louisville-schrik-hebben-van-50-jarige-Japanner.dhtmlhttp://www.hln.be/hln/nl/2884/Veldrijden/article/detail/1536468/2012/11/19/Moeten-Albert-en-Nys-in-Louisville-schrik-hebben-van-50-jarige-Japanner.dhtml←当該記事。
【以下テキトウ日本語訳】(Googleオランダ語→英語翻訳経由で、意味のわからないところは飛ばしています)
※この記事は昨年11月、まだ世界選出場メンバーが決まらない時期に書かれていたものです。

  • 彼は前世紀からコンスタントに日本を代表し世界選手権でvan der Poels, De Clercq やVerveckenと闘ってきた。輝かしい成功の後も、「エージレス・ライダー」小坂は他の者には到達できない領域にとどまりづつけていた。8年間の選出ブレイクと数年の比較的低調な時期を経て、このヒロイックな選手は50代にして*1ふたたび日本代表チーム監督の世界選手権代表選手選出の視野に戻ってきた。NysやAlbertは警戒すべきだ。
  • 例えば昨日、小坂は日本国内長野のカテゴリー2のレース(野辺山)、(ベルギーでいえば)NielのAnnual Market Crossのようなレースで2位に入った。小さくて見応えのあるコースであったが、彼は50歳を超えているのだ*2。小坂に勝ったのは25歳の竹之内悠選手一人で、現在日本では最高のシクロクロス選手、先日のKoppenbergcrossではNysから2ラップ差 Gerben De Knegt, Vincent Baestaens やEddy Van IJzendoornよりも上の順位だった。
  • 計測では小坂はそのレースで竹之内にたった32秒遅れでゴールしている。この勇敢な50代*3が前回世界選に出場したのは2009年。その時の順位は47位で、World cup のHoogerheideでは51位になっている。そのときはジョナサン・ペイジがトップ。虹色ジャージはNies Albertが着た年だ。

今シーズン初め頃彼が勝利したときの画像。

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  • この記事は昨年11月19日のものだけれど、その後結局今年の男子エリートの日本代表は竹之内悠選手と小坂光選手の二名となった。
  • この記事を書いた記者さんは、もし、小坂正則選手が出場することになったら、インタヴューぐらいしたのではないのか。しかし、選考途中で「監督の選出候補にあがっている」という情報をどこで得たのか、この記事を書いたDimitri Eeckhaut さん。

※なお、まだ小坂正則選手はお誕生日がくるまでは40代だと思うのだけれど。。。オーバー50って何度も書いてあったけれど。
※また、選出されなかったのは8年ではなく6年間なような?http://person.naver.jp/1308030

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  • 何故この記事を今読んだかというと、この動画を作成した「佐多塾(サタジュク)」というチームの映像担当である@pinarancioさんが、このGPMistral #2の動画へのアクセスだけ突出して(数千ヒット)多いということに今朝気づいて、このHLN.beに掲載されたことが判明したらしい。彼と仲間たちは以前から米国のCXマガジンには動画を寄稿しているので掲載されたものを目にしたことがある。

http://cowbell.cxmagazine.com/profile/pinarancio ←pinarancioさんのコーナー。

  • この動画をベルギーのメディアの人が見つけたのは、今回の動画に付された英語の文章ではないのか、、

CX season is also coming in Japan. GP Mistral series is opening a bit earlier than other areas like Kansai (KNS) and Shinshu. "The ageless racer" Masanori Kosaka won Elite race (C1).

上記the ageless racerという表現はそのまま採用されている。。

  • CNに時々日本のシクロクロスレースの記事(全日本や、野辺山)は英語ででているけれど、草の根レベルで外国語で発信しておくと、いまはボーダーレスの時代、いつだれが検索で見に来るかわからないですね。日本の関係者の皆様は、ちょっとした手間で写真や動画、文章に選手名をローマ字表記で併記するとかすれば、あとは検索で誰かがみてくれるかも(グーグル翻訳もあることだし)

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  • もう一つ気づいたことがある。ベルギーの大手メディアに、GPMistral 2012-13シーズンの第2戦に出場した皆さんは動画でデヴューしたことに!(笑)

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とりあえず、つい先日1月13日に撮影した小坂正則選手の「最新」写真を何枚か。

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ミストラルの会場ですれ違ったとき、横顔が若々しくてすぐに小坂正則選手と気づかなかった。信州シクロクロスなどにゆくと「スワコレーシング軍団」(日本のFIDEAと例えられている)の人がカテ1にもたくさんいて、みんなシリアスに強くて区別がつきづらいので、その誰かが一緒に遠征しているのかも、と警戒して、すぐには確信できなかったという(何年ウォッチしているんだか)
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レース後。小坂父に缶詰のおつまみセットをプレゼントしたので、その袋を持っている。。
(photo:tannenbaum)

*1:ほんとうはまだ40代のはず

*2:超えてない

*3:同上