tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

さよなら、オーマ(PauwelsのFientjeおばあちゃん)

ご無沙汰しておりました。仕事の嵐と子供の旅立ちのあと燃え尽きてごろごろしていた。。のかもしれません(客観的にみると)が、引っ越しが8月に迫ってきていて色々な雑事に追われプレッシャーな昨今です。
そういう時こそ、現実逃避ですよね。というわけでベルギーのSporza.beとかSports.beだのというニュースサイトをみてみると、ツールの迫っている夏もシクロクロスのコーナーがあるのが流石です。

このところのあちらのニュースとしては、

  • NysはMTBのレースに出ている。6月13日のEuropian Gamesでは23位。
  • Wellensのオゾン療法医師関連の公聴会は延期
  • Van Aertは手の負傷から練習に復帰
  • 期待のタレントFlorian VermeerschはSunweb入り
  • NysをサポートしているCrelanはVan Aertのチームも2016年1月からサポート。Nysへの2016年3月までのサポートも継続。チーム合併か。
  • Pauwelsのおばあちゃん、亡くなる


え。。!あの、可愛らしいおばあちゃん。。極寒、屋外のケビンのレース現地に駆け付け、見守っていたおばあちゃん。この間までの14-15シーズンもレース会場に出かけているのがTVに映っていた。
http://sporza.be/cm/sporza/wielrennen/veldrijden/1.2374619 ←Sporzaの記事。

  • Lilleの病院で。82歳だったようです。
  • 祖母であるだけでなく、親代わりであったと。
  • 2010年と2012年のおばあちゃんのインタビュー動画が掲載されているが、レースの合間にTVに映し出される彼女はちんまりと人垣に囲まれてニコニコ可愛いおばあちゃん、という印象だったが、どうして、眼光は鋭く弁舌をふるい、杖はついているがしゃきしゃきと動いている。無口で大人しい印象のケビンと違い、はっきりものを言うタイプのようだった。

きっとケビンも内側にはおばあちゃんのようなファイトのあふれる血が流れているのだろう。でないとあのようなレベルで、一筋縄ではいかないまわりの選手たちと闘い続けられないよね。

(どうでもいいのですが、2010年と2012年、どちらも同じラベンダー色のセーターで出ているおばあちゃん。お気に入りだったのかな。ほほえましい)。

  • ケビンは14-15シーズンはワールドカップ総合優勝と、UCIポイントもトップを獲得している。タイトルとれたのを見せてあげられて、よかったね。
  • Newspケビンはそんな悲しみのさ中の6月24日、ロードのベルギー選手権の前哨戦のレースに出場し、ゴールスプリントで落車したとのこと(擦過傷のみ)。かれはシクロクロッサのなかでもスプリント力があるんですよね。
  • Newspレース会場にいつも姿を見かけるシクロクロス界のおばあちゃん、的存在だった。パウエルスの公式サイトは、「Fientieおばあちゃんのいないシクロクロスは、もはや以前と同じものではない」とコメントしている。