tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

中国のUCIレース千森杯 (Qiansen Trophy)に出場する有名選手

前回のブログ更新のあと自宅引っ越しのため余裕がまったくありませんでしたが、ようやく落ち着いてきたところです。引っ越しにあたり停止していた普段通りのあれこれがようやく再開できそうですので、よろしくお願い致します。

前回取り上げた中国のレースがもう開幕です。日本からも選手団が出発したようです。
2015 Qiansen Trophy Cyclo-cross に日本から7名の選手が出場します! | NEWS | AJOCC 日本シクロクロス競技主催者協会
スタッフとして同行中のSNEL CYCLOCROSS TEAMの諏訪監督から届いた生写真。ありかとうこざいます。

(以下、写真は諏訪さんから)

Steve Chainel (昨年このレース3位)
FDJ AG2Rでロードレースを走りながらベテランムレイの後のフランスのシクロクロスをけん引する選手、というイメージだったけど、見慣れないジャージ。グランツールも走った彼だけれどコフィディスとの契約を破棄してロードレースは引退し、夫人のLucieさんと新しいシクロクロスのチームを結成したらしい(参照https://fr.wikipedia.org/wiki/Steve_Chainel)なお今年はこの来ていないがLucieさんも昨年このレースで4位。2010年の世界選で10位になったあと妊娠のため1年休み、11-12シーズンに復帰、12-13シーズンは世界選で3位になっている素晴らしい選手。

Wietse BosmansはアンダーからずっとBKCPのジャージを着ている選手で、アンダー23の世界選手権、2年連続で2位という悔しさを味わった選手。コクサイデでの砂の走りはファンデルハールを上回るものだったらしい。

エリートカテゴリに上がってまだ2シーズン、だろうか(ちょっとおじさんぽい外見と思ってたけれど、諏訪さんによるとかなり体格が大きい印象らしい)あまり上がってきてから目立たないと思っていたけど、ライム病という感染症と闘っているようだ。ライム病とは

このクワドロの選手は二名のうちどちらかわからないけどシムネックも今回参戦している。チェコ人の偉大な父(故人:ファーストネームから同名なのでシムネックシニア、と呼ばれ、息子はシムネックJr.と表記される。)私的にはチェコ人シクロクロッサーといえばシムネックというイメージだ(スティバルがロードに転向してしまったあとは近年ビーナが目立った活躍をしている印象だけど)ビッグレースでしばしばダークホースとして勝つのではないか、という見所を作ってくれたり、表彰台もしばしばの実力者。
もっとベテランの印象だったけどまだ30そこそこ。

  • さらに昨年度優勝者のタイス・アルも出場していて、期待が持てる。昨年は引退直後の参加だったが今の走りはどのようなものだろうか。

上記だけでもなかなかわくわくする顔ぶれだ。まず第一戦は日曜日に行われる。時間があれば女子選手についてもみてゆきたいが。。