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tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

稼ぎたい理由:50位ルール(Qiansen TrophyのBosmans)

今回のQiansen Trophyのレース動画を見て最初に印象に残ったのはBosmansの顔が怖いこと(すみません、歌舞伎役者のようだと思いました)。それだけ真剣だったんだろうけれども、わざわざヨーロッパから中国まで遠征するというのはそれだけ目的意識があったということなんだろう。

  • 事前にBosmansの中国遠征について言及していたベルギーの記事で、彼はこのままだとUCIポイントの上位50位圏内は難しいから中国に行く、というようなことが書いてあってよくわからなかったんですが、こういうことだったのですね。

http://www.cxmagazine.com/uci-makes-changes-to-the-world-cup-qualification-length-womens-races-2014
それまで各国8名までが上限とされていたワールドカップの出場人数が、2014年からはUCIポイントで上位50名以内であればその制限を受けず自動的に出場権が確保されるというもの(あと世界チャンピオンとナショナルチャンピオンも別枠)。

  • いろいろな国同士の選手を競わせるという趣旨の人数枠であっても、強豪選手が集中するベルギーのような国では強い選手がワールドカップからは漏れるというような事態があったので、この記事の時点でベルギーでいうと5名が追加で出場できるようになる、ほかにも強いけれどもそういうめぐりあわせでチャンスがなかった選手が出られるようになるはず、ということだった。
  • ということで、Bosmansが中国まで来た理由として、昨年の彼のライム病による体調不良が思い起こされる。いったんは回復宣言したあとも休養を余儀なくされたらしく、出場レース数が少なかったせいもあったのか、Qiansenのレース開始前はランキング50位圏内はほど遠かった。しかし今回2戦連続で1位80ポイントを獲得したことで強豪だらけのベルギー選手のなかにおいても、ワールドカップ出場権をとりあえず確保することは、次世代のトップを目指す彼にはとても必要なことだったのではないでしょうか。

(Photo: Cyclocross Magazineより)
ということでこの顔ですよ(生まれつきかも。。すみません)。CXマガジンのレースレポートによると、二人で逃げていた相方のシムネックは毎周回必ず水分補給をしていたようだけれどBosmansはどうだったか。ゴール後脱水症状で昏倒し、メディカルスタッフの手当を受け、表彰台はメカニックが代行で上ることになったらしい。

  • 脱水症状と意気込みは必ずしもイコールではないけれども、がっつり稼がせてもらう!という意気込みはあったと思う。
  • 今回中国で走った有名選手のうちChainelはすでに記事にしたとおりのチーム立ち上げという理由があり、Bosmansもポイントがほしい事情があった。シムネックはどうだったんだろうか。

以下の写真は二戦目試走時のBosmansとSimunek。(すべて諏訪さんより)BKCPで同僚だったせいか、メカニックやピットは共同だったのかもしれない。


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