tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Iserbytの巡り合わせとチャンスと決断

 (↑の写真、若者以外みんな濃くて素敵。)

Iserbytの行く先については、先週NysがFIDEAとの契約更新交渉はまとまらず、彼はチームを出てゆく、という発表をしていましたが、いよいよ決まりましたね。

www.demorgen.be

・大方の予想どおり、移籍先はMarlux-Napoleon Gamesに。

・6月20日からの契約開始で、5年半の契約期間。って長い。

・MarluxのGeneral Manager、Jurgen Mettepenningen氏のコメント。現在Kevin PauwelsがエースでMichael Vanthournhoutとともにチームの結果を担うが、Iserbytはその陰でじっくりその素質を延ばしてから、トップに出ればよいと (セカンドエースの地位、いまはKlaasでなくMichaelなのか)。その後世代交代したらエースとして君臨してもらうつもりらしい。

https://encrypted-tbn3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ9aO96g4myJQyS8JTO2S3h5eSaNZ8IkdLAJFR9Dl2I1BUouwCX

 (色々と薄いけど、声も細いしつきいちが多いけど円熟してきたケビン。彼は簡単そうに走るからすごさが伝わりづらいらしい。まだ独身...だよね?)

http://marlux-napoleongames.be/storage/pictures/63.jpg

(最近ランクアップしてきたマイクル君。髪の毛の色は薄い。顔はラクダ系。中堅イメージだったけどなんだかトップ10常連になりつつある?)

http://static2.hln.be/static/photo/2014/13/9/4/20141015171247/media_xll_7203844.jpg

 (ちょっと前までは表彰台常連だった、長身クラースさん、Klaas Vantrnout。手足が長くて、器用ではないらしく時々派手なコースアウトとかする。脚ながを生かしたランで差をつけることができる。このところ不調で、チームから切られるんじゃないかという噂もあった)

・しかし5年半の契約期間って長い。。。チームと一蓮托生なかんじ。

http://www.nieuwsblad.be/cnt/dmf20160525_02306712www.nieuwsblad.be ←彼と契約更新しなかったFIDEAのコメント(Nys)

・一方、彼を放出することとなったNysのコメントとして目を引くのは、

 我々の報酬に対するポリシーは全選手に対して適正な支払いをするというものだ。

という発言。目玉選手だからといって働き以上の特別な報酬は出さない、ということ?

・学業と両立している間は、他の選手の後ろで、プレッシャーのない環境で走るという提案をした(これはMarluxと同じ)、自分たちはそれに「見合った」報酬を考えていた(それ以上の金額は出せない)らしい。至極合理的。
・でもそれではVan der Haar獲得用に確保して浮いた資金を手にギラギラ狙ってるMarluxとの条件争いには勝てるわけがない。というかFIDEAはNysとわんこ採用で資金が底をついたか。FIDEAはこのところトップの成績が不振だったからエリートの今勝てる選手のほうが優先なのは明らか。
・IserbytはこれまでのFIDEAの優れたサポート体制に感謝していたとのこと。
・彼がいなくなったFIDEAのアンダー世代にはそれでもQuinten Hermans (今年の世界選U23で3位 1995年生まれ) と Thijs Aerts (同4位 1996年生まれ)の優秀な選手たちがいるので、彼らを将来の期待株として育ててゆくと言っています。

【たしかに優秀なFIDEAのアンダー23組】 

Quinten Hermans

Thijs Aerts

・Marluxのほうの若手としてはほかに、IserbytとおなじFIDEA若者チーム出身からJarne DriesenとGianni Siebens (どちらも1997年生まれ)も採用したらしい。

【FIDEA⇒Marlux組】

Jarne Driesen

Gianni Siebens

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これまでエリートにあがったら金の卵が普通のニワトリになっちゃった例も数多くあったと思う。

・Iserbytは今U23で勝ちまくっているけれど小柄な(165cm 55kg) 彼がエリートに上がって一時間のレースに体力的にどれだけ太刀打ちできるか?トップクラスだろうけど、エリートの世界チャンプをずっと獲れる程になるかどうかは疑問、、といっていたお友だちもいた。。。

 

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(遠目には、やや頭が大きく見えるのが特徴。ドライでテクニカルなコースが得意、軽量なので重馬場はいまいち、だけどパワー強化して強くなりたい。と以前のインタビューで言っていた。)

・同じように「当面はプレッシャーを与えない」といっていた両チームだけど、報酬というのは対価を伴う。今回これだけ注目されてMarluxで高い報酬を受ける彼への風当たりは、FIDEAでリーズナブルな金額で残ったときよりいろいろあるんじゃないかな。。

・それにしても丁度U23の世界タイトルをとった直後に移籍の時期がきて、そこに大物Van der Haarをとり逃したチームから好条件オファーが来たのも彼の人生の巡り合わせ。

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(Jurgen Mettepenningenさんはなんというか、栗のようだなw)

 

だけど、もしこのあとFIDEAに残ってリーズナブルな報酬でしばらく走るうちに成績頭打ちになってたら生涯年収違ってきそう。

 

【ここで思いついた宿題】: 歴代U23上位者のエリートになってからの成績チェック。

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