tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

広角レポート(?)、茨城CX#1(旧七会中ステージ)

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国内のCXレースも16-17シーズンが開幕。茨城(いばらき)シクロクロス第一戦の旧七会(ななかい)町ステージに行ってまいりました。

  • 昨シーズン「シクロクロス茨城」、として開催された旧七会中ステージと城里ふれあいの里ステージが「茨城シクロクロス(土浦と取手)」と一つになったようですが、行った人の評判がよく、見に行ってみたかったのでした。

茨城シクロクロス | シクロクロスFANのため、世界で戦える選手を育てるため我々茨城シクロクロスは挑戦を続けます。

  • 前日まで雨で当日晴れ予報だったのも、泥プラス青空の絵が予想されポジティブ要素。

場所は、車に同乗させてもらわないと公共交通機関+タクシーでは常識的な金額ではたどり着けない場所でした。。

  • あたりは感じのよい山あいの里。家が見当たらないところも通ったけど綺麗な景色。周囲はゴルフ場がいくつかあるようなところでした。

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会場に到着する頃には湿気と太陽が両方揃ったすっかり蒸し暑い日に。L1とマスターズのレースの終わった頃に到着しました。

  • 知り合いにぽつぽつ遭遇すると、前日当ブログにアップしたインタビュー記事の反響が結構あったのでおどろいた。長い文章なのにレース前日(か、当日)に読んでくれた方がこんなにいるとは有難い。さすがサイトーさんを題材にさせてもらっただけのことはある。白い巨人、斎藤朋寛選手のひみつ - tannenbaum居眠り日記💤

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到着まもなくつくばのC1選手、佐復さんに遭遇した。運営にも関わっているらしい。奥さん(わたしとはNysネタでキャーキャーいう仲間)が出場するL2のレースを観戦しながら(二人の小さいお子さんの世話をしながら)コース案内をしていただいた。ありがとうございました。

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(走り終えたL1選手と階段)
スタートした直線の正面には階段が見えるがいったん道路わきのダートの直線を経由してから登る。階段の上はグラウンドになっていて、くねくねコース。前日までの雨でよい感じに泥になって面白く(=大変に)なっているらしい。階段上のグラウンドからダートのくねくねアップダウンを経て、川の横の直線があり、昨年の初回レースで有名になった「三角定規坂」へとつながり、フィニッシュラインのある場所へ。いろんな要素があるコースらしい。

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(超広角レンズはこういう写真のときに便利ですね)
階段脇からフィニッシュライン方面を望む。左のほうには「三角定規坂」があるので、すぐそばで見たかったのだが、この日は初めての一眼レフ二台で重い装備だったのと蒸し暑いのとで、遠いところにあった坂の写真はありません。
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佐復さんは昨シーズン雪の城里ステージで表彰台に上っているが、主催者の方がC4選手中心に呼びかけてシクロクロススクールが何回か開催されており、そのスクール講師を務めてきたらしい。まず地元のシクロクロス選手を育成してゆきたい、という主催側の真面目なアプローチ姿勢が感じられる。

  • また、会場も全日本選手権など格の高いレースとなっても対応できる要素をすでに取りそろえたものになっているという話。確かに昨年廃校となったばかりの学校で設備条件も揃っているようだ。しっかりと足場から固めてこうとする、志の高さを感じた。

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(IBARAGIではなくIBARAKIです)

  • もともと評判のよかった茨城シクロクロスとの一体化でますます期待できる茨城のシリーズになりそう。

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「七里きのこセンター」の出店。その場で揚げたきのこを何種類か試食させてもらったが香りが良くておいしかった。お土産にあわびたけというのを買って帰っていためて食べましたが、おいしかったです。
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出店の関係者の方々がフレンドリーな雰囲気もよかったですね。暑かったので、自販機がなくても飲み物が買えたのもよかったです(この日C3、C2、C1だけの観戦で4本を消費しました)。

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このスペアリブ、去年購入経験者からお勧めされたのですが、豚を育てた方ご自身が焼いています。あらかじめスモーク液につけて、仕上げにスモークをかけているので、塊で買って帰ったあとも、オーブントースターで温め返して十分楽しめました(家族と奪い合いで骨までしゃぶるありさま)(笑)

今回の私の装備は、D7000とD750に超広角12-18ミリと望遠をそれぞれつけっぱなし作戦。今回は家の近くでピックアップしていただけたのもあり、重いけれど一眼レフ二台持ちにしました。

  • 北京で広角撮影用の軽いAPS-Cであるα6000の広角より標準レンズを破損したので、1週間広角にうえながら撮影したトラウマが。
  • 重さは、あまり歩き回らなかったのですが、暑さにやられたのかやっぱり疲れました。
  • あとでこの日の自分の写真を見て愕然。姿勢が、両肩がいかって首が前に突き出されてみっともない。重すぎたのか。。持ち方を考えなければ。
  • あとはとっさに望遠と広角を取りだすためのかけ方。ストラップどうしようか。

とかいいながら、カテ2とカテ3レースをほとんど望遠オンリーで撮っていたのは暑さ故か、いつも通りレースになると頭の回転がストップするせいなのか。。
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ぼんやりしたまま過ぎてしまったのがカテ3とカテ2。カテ3のお友達も元気がなく、声をかけても反応がない。後で聞くと熱中症に苦しんでいたようです。あの暑さでは無理もない。

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12-18㎜で構えているときはぐわっと歪みのある構図を狙ってるので、手前側のラインで走っていただけると大変うれしいです。遠くのラインを走られると、異常なまでに遠くに写るのです。
これはグラウンドから下がってきて一段目?のダートですが、土の駐車場の端に陣取っていると、地面からの湿気と熱で本当につらかったです。選手の方はもっとつらかったでしょうね。。そのあとアスファルトの駐車場に移動したら、そちらのほうが涼しかった。不思議。

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皆揃ってうなだれている。
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ここの階段の質感をうまく構図に活かせるとよかったんだけど。

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C2は北京遠征に参加していた藤田拓海選手が独走勝利。受験で1年ブランクがあったらしいですが、快勝おめでとうございます。北京では道路事情にショックを受け、バイキングでもチャーハンとスパゲティばかり食べている印象の彼だったけれどもじきに順応していました。

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若々しいC2ポディウム。左から積田、藤田、山本選手。

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そういえば、MC須藤むつみさんも北京遠征に選手として参加していたのでした。1週間一緒に移動した間柄としては、なんだかこういう風景はうれしいですね。

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12-28を持参したのはスタート前のこれを撮るためという感じもあります(レース中はうまくいかないことも多いので)。私がスタート前、並んでいるところにきて下から構えたときには、選手の皆さまには胸を張ってめらめら「殺気」を醸し出していただけると嬉しいです。

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正面から。いい感じの写真なのによそを向いている方がいますが、次回からはお声かけします(苦笑)

スタート。
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最初の階段先頭は3UPの根本選手。腹膜炎の手術と肩の不調で病み上がりのSNEL向山選手が続く。すごいファイトだな。
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5番手ぐらいにいた、MISAKAジャージの加藤選手(臼杵レーシング)は、3月に物見山→シロクマパンまでサイクリングしたとき前を引いてもらった。昨シーズンシクロクロスに参戦まもなくC1に昇格、クロスバイクで速く走るのに挑戦中(?)。ほんとに速い。

さあ、このあとどこで撮ろう。
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グラウンドから下ってきて一段目のダートのところで。選手の塊は絵になるなあ。でもフェイスブックとかでは、上の階段の写真みたいな、みんなの状況がわかる写真のほうが喜ばれるみたい(構図は度外視)。結局、あんたレースでどんな写真撮りたいの?ということになるんだろうけど。

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駐車場のすぐ脇を上り下りする。
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スタート前暑いし調子もとか泣き言めいた感じのコメントをしていた秋山悟郎選手(アクアタマ)が、後方スタートも得意のじりじり順位上げ走行。さすがごろーちゃんの声が飛ぶ。そうそう、広角レンズが喜ぶラインで走ってくださって有難うございます。

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小坂正則選手がどんどん差をつける。重いギアを踏むのをやめない。それゆえか筋肉が美しく撮れる。

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もりもり、どんどん。

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声をかけてラップしてゆく。

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2位を走行する鈴木禄徳選手(PAX)から1分差ぐらいまではタイム差数えてたけど、その後ぐいぐい手がつけられないぐらいの差がひらいた。

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(後続、こないなあと思って撮った風景)

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単独走行で差がついても容赦しないファイトの源泉はどこにあるんだろう。頭のなかに計測器とかあるんだろうか。

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おめでとうございます。

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それから待つこと4:25差で「2」のサインをしながら秋山選手がゴール。鈴木選手はパンクしてしまったらしい。

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取手(小貝川)ステージ、土浦ステージと茨城シクロクロスシリーズの人気を作り上げてきたオーガナイザー、影山選手が三番手に。みんな暑くて遅れたり汗ダラダラなのに、彼だけ涼しげで皆が不思議がっていた。後で聞くと朝早くから設営で十分汗を流し、飲み物をたくさん飲んでおいたから、ということだそうだけど、体質もあるんだろうか。

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驚くべき53才。今日も魅せて頂きました。

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表彰式はこんな。もうガーベラが定番なんですね。むくつけき男性にシンプルなガーベラのミスマッチがなかなか味わい深い。
副賞は野菜いりボックスですが、このお野菜がまたおいしいと評判。私もおすそわけを頂いて帰りましたが、普通のねぎ、とか、やまいも、とかが不思議とおいしくて、これは表彰台狙う価値ありと思いました。

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受付テントもこんな風に地元のどら焼きが置いてあったりして、ホスピタリティがあふれていますね。いいね、城里シリーズ。すっかり胃袋から魅せられてしまいました。そういえば覗かなかったけれど、マッサージのブースもあったんですよね。

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景色ものんびりしてていいし。。


今後の発展が楽しみです。ビッグレース開催も十分考えられますね。


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(翌日の報道から)

天下の朝日新聞シクロクロスが取材される時代になったのか。
www.asahi.com

 城里町では自転車のオフロード大会「茨城シクロクロス」の開幕戦があった。県内外から参加した約230人が廃校利用のコースで健脚をみせた。

  • シクロクロス、と、いきなり一般に馴染みのない名称を使わず、「自転車のオフロード大会」という言葉で、読む側にイメージを描きやすくする、流石、一般紙読者を想定したプロの仕事である。
  • 「健脚をみせた」という表現の距離感。いざ自分の慣れ親しんだ競技に使われると新鮮だ。ここで選手たちがみせたのが「夏の間クリテで鍛えた地足」とかになると朝日の読者向けではなくなる。

23歳以上の男性の部で優勝した長野県佐久市、小坂正則さん(52)

  • 何度も噛みしめたくなるスルメの様な一文である。一体、20代30代40代の選手は出場していたのか、出場していたなら何故、どんな風に52歳*1が勝利したかと疑問が湧くかもしれない点についてはスペースの関係だろうか言及することなく記事は終わっている。


記者さんが沿道で写真を撮ったり、小坂正則選手にインタビューしているのをを見たけれど「なに、これ」と感想を言い合う同僚もなく、単身いきなりあの世界をかいま見た心中はどうだったか。

一歩、引いた視点から見た距離感。自分も、突っ込んでゆくばかりでなく、客観的な、広角レンズのような視野もときには(いつもは無理。笑)思い出せるマニアでありたい。。よくわからないけど。


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広角レンズいいね。
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*1:正確には53歳