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tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

シクロクロス写真家Balint Hamvasの今シーズン写真集、クラウドファンディングで先行予約受付中

目にしたことがある人も多いと思うけれど、Cyclephotos.co.ukというサイトでシクロクロスを中心に発表している写真家、英国ベースのハンガリー人、Balint Hamvas氏の現シーズン(15-16)写真集の先行予約、というか資金募集中である。

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2015/2016 Cyclocross Album by Balint Hamvas — Kickstarter
Kickstarterというサイトの新商品企画にインターネット経由で先行投資的な予約を受け付け、商品化資金とするいわゆる「クラウドファンデイング」のプロジェクトとなっている。募集期間はのこり9日、現在のところ、目標額である17,500ポンド(約297万円)の76%超の出資申し込みが集まっている模様、集まらないと、この写真集は出版されない、とのこと。

このプロジェクトの宣伝動画。むっくりした体格、いつも黄色のレインパンツでレースを撮っているBalintさんによる説明のあと、Van Aert, Van der Poel, Katie Compton, Helen Wymanなどの有名選手も言葉を寄せている。

  • このプロジェクトに賛同し、出資の約束をする"Pledge"を申し込むには、通常の通販のようにクレジットカード情報を入力する。プロジェクトが成立しなければ、引き落としはないというわけ。プロジェクトが成立すれば、送付先情報などを入力することになるらしい。

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  • Pledgeの金額別にreward(報酬)が呈示されている。そのパターンはいくつかある。

また、金額のすべてに"or more"とあるので上乗せして送金できるのではないか。

(以下、送料は別、1ポンド約169円))

    • 5ポンド 感謝とA5の写真プリント
    • 30ポンド 写真集1冊
    • 35ポンド 写真集1冊と、協賛した人たちへのThankyouのページに名前掲載
    • 50ポンド 10×8インチのサインと通し番号つき限定写真プリント、写真集一冊、名前掲載
    • 70ポンド 写真集2冊、名前掲載
    • 125ポンド 写真集1冊、名前掲載、大きな(23インチ×16インチ)サインと通し番号つき写真プリント
    • 150ポンド 写真集5冊、名前掲載3名分(送料がお得)
    • 500ポンド 写真集1冊、名前掲載、16-17シーズンのベルギーのどこかのレースの一つでフリッツとチョコレートつきで彼の仕事に連れ回ってくれる権利(!)

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  • このような商品購入型のクラウドファンディングを「目新しい/特色のある商品に先行投資して特典つきでお得に入手」する手段として考えるのもありだが、そもそも「クラウド(大衆)」が「ファンディング(出資)」するというためのものであり、リターンを期待というより、対象者のしていることに賛同し応援をする、という気持ちで投資すべきものなのだそう。そして、目標額に達せずプロジェクトが実行されないこともありうると念頭に置いておくべき(thanks to: @akirasekさん)。

(参考)クラウドファンディングとは|基本的な知識とメリットについての解説

  • Balintさんはこのプロジェクトを「自分はもうすでに何度も写真集を出しているのでプロセスは知っていて、資金が集まりさえすれば、自分が雷に打たれたり、クジラに飲み込まれたりしない限りは必ず出資者のもとにrewardは届けられる」、と言っている。さらに、Sven Nys現役最後の年として、見逃せないシーズンである、とも。
  • とりあえずわたしも申し込んでおいた。

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  • 先日、昨シーズンの写真集(現在販売されている最新版)を注文したが、以前同様見応えがあった。写真は、彼がかねてから説明しているように、レースの局面を切り出す報道むけの写真ではなく、レース会場、レース全体の空気や周辺のさまざまなものをとらえる写真。なので、商業ベースとしては簡単ではないだろうと思う。

 
Sanne Cantの闘志

この角度からの落車写真。

中島みゆきの歌が聞こえてくるような。。

サポーターたちのポートレイト。

(ところでこのSpecial Thanksページには織田カメラマンの名前があった。)

  • 写真のみの本ではない。主要シリーズ戦のリザルトや、彼が10年の間に培ってきた人脈を駆使した執筆陣による読み応えのあるコラムも掲載されていて、なかなか興味深い一冊になっていた。例えばベルギー在住のVelonewsのライターで米国人物理学博士Dan SeatonやCXHAIRSの Bill Schiekenなど。
  • 彼の写真集と出会った最初は2010年ごろid:fucchoさんが英国のEvans Cyclesの店頭で買ってきてくれたソフトカバーのものをいただいたもの。一般書店には売ってないと言っていた。http://d.hatena.ne.jp/tannenbaum/20100729/p2 ←そのときの当ブログ記事。
  • その後、2冊注文しても1冊しか届かず、クレームしても対応が遅れたトラブルもあった。自分ひとりで発送手配をしていると思われる(そして、あまり要領はよくない)。
  • しかし、自分のミスを認めてからは誠実な対応をしてくれた。そのときは1冊余分に送ってくれたばかりか、お詫びに何をしたらいい?と聞かれ「友達がLoenhoutを走る」と言ったところ、id:IKEMOTOさんが走っている写真をレース後ひっくり返して見つけてくれ、「チェックしたけれど、小さく写ったこれぐらいしか見つけられなかった。商業ベースでなければ自由に使っていい」と送ってきてくれた。

cyclephotos-looking-back-shinya-ikemoto-17
(by courtesy of Balint Hamvas@Cyclephotos.co.uk)この写真はしばらくIKEMOTOさんの当時のHPのトップを飾ることとなった。

  • 今回14-15シーズンの注文をサイトで入力するときに、「今回は1冊で注文します(笑顔マーク)」とコメントを付記したら以前の発送トラブルを覚えていて、メッセージを返してきてくれた。誤配送が心配なのか、発送前にSaitama-ken と Saitama-shiのどちらが大きい単位なのか?という質問も本人から来た。気のよさそうな人である。
  • ということで、申し込みはあと9日です。
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