tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

イタリア庭園に今年も消えたToon Aertsの世界選

大寒波襲来の週末、厳寒スノークロスに出撃の皆様、お疲れさまでした。万が一にも月曜日提出厳守の仕事に穴をあけられなかった私は現地観戦を見送り、そのぶん余った体力で自宅で夜のワールドカップ観戦を(レースに行った日は大体起きていられない)。


Elite Men's / 2016-17 Telenet UCI Cyclo-cross World Cup – Fiuggi Regione Lazio (ITA)

Youtubeがうちのケーブルテレビのチューナーでみられるのでリビングでどっかり座り。。ではなく、台所のカウンター越しに明日からの常備菜つくったりしながらレースを見ていました。お勝手から見るのにうちのテレビ小さい。換気扇や水道使ったら何も聞こえない(Bluetoothのスピーカーを台所に置けばいいのか)。

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・イタリアの立派なお庭というか公園みたいな場所で泥が凍ったような細かくて狭いアップダウンに選手たちがすべったり、フェンスに藁をもつかむ感じで掴まったりで苦労してた。上位の選手もよちよち、という光景は宇都宮の全日本選手権のあのキャンバーを思い出しますね。個人的にはよちよち歩きより

かっこいい姿を見たいです。(苦笑)

・凍った上に泥が乗っていてどうしようもなくスリップしてしまう状況だったようで。

・イタリアではローマでワールドカップが開催されていたのは2012年と13年のことだっだようですが、しばらくぶり。世界選がTrevisoで開催されたのは2008年(かのPeter Saganが表彰台に上った)。

・ここFiuggiはワールドカップ初開催の地でしょうか?アペニン山脈のふもと、過去に教皇ボニファティウス8世やミケランジェロの腎臓結石を治したというありがたいお水、Acqua di Fiuggiで有名な温泉地で会場もその会社の運営する温泉保養施設(テルメ)の敷地内だったらしく。

↓町についてのWikiとお水の会社のHP。

Fiuggi - Wikipedia 

Acqua Fiuggi

水の会社Acqua FiuggiのHP見ると自転車チームも運営しているようですね。Greenteamというニックネームらしく、チポリーニというロゴもジャージに見えます。

・コースわきのあちこちに置かれた保養地ムードを醸し出す素焼きの大鉢の鉢植えがいつもと違う趣。テルメだ。

・レース後温泉に入った選手もいたのでしょうか。ていうと日本のレース(マキノとか、城里とか)みたいで親近感。 箱根小涌園とか常磐ハワイアンセンターでレースが開催されたみたいなかんじ?

・Acqua di Fiuggiは海外のショッピングサイトのコメントをみても現在も腎臓結石を流す超軟水として効果が認められており、有名らしいですね。↓水の説明あり

www.mizuhiroba.jp

フィウッジ 500ml*20本の通販 | ケンコーコム ←買えるらしい。(thanks to Sさん)

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前置き長すぎ。

・さて今シーズン、というか昨シーズン後半辺りから目立つ走りをしていて、今シーズンヨーロッパチャンピオンを獲りNealとBaalで勝っているFIDEAの長身Toon AertsはBaalの時みたいに独走態勢に。手足が長いので担ぎランがクラースみたいに速い。肩幅広い。

・もしかすると単独で走ったほうがより速くなるタイプ?と思っていたらWout Van Aertがヒタヒタと迫る。Mathieu van der Poelは世界選手権を見据えて温かいスペインでトレーニングのためこのレースはお休みなのにWoutはこのレースも容赦なく走る。いつだってやる気の塊。

・合流してからのToonはなんだかWoutと比べるといちいち細かいところでミスしてだんだん差がついていく。これってもともとの技術や力の差なのか、心理的なものなのか?

・そしてラスト3周位、滑りやすい下りのコーナー直前にあった太めの木に左肩をまともに激突させてしまい動けない。あーー。あの腕の抱え方、もしかして鎖骨?と実況のマクロッサンおじさんも心配そうにコメント。

・このコーナー寄りに下ってくる後続選手が続々、沿道の観客が一生懸命外側を通過するようにジェスチャーで止めていた。Toonは身動きできなかったみたい。

www.hln.be

去年のLeuvenで勝ったにも関わらず、世界選セレクション漏れが決まっており悔し涙でゴールしたToon。 勝ったレースのゴールで悲しそうにめそめそしてる姿は印象的でした。

sporza.be

今年は業績アップで世界選メンバー入り確定と目されていたけれども、こんなタイミングの怪我でまた。

子供の頃読んだ童話を思い出しました。大男が天上の国までの石段をがんばって積み上げて崩れても積み上げて、もう一歩のところで夢が叶わなかった話(哀)。

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・ 搬送された現地の病院では、診察されることなく1時間待たされたところでNysたちマネジメント陣は飛行機でベルギーに戻って病院にかかることを選択。レントゲンも撮られない状態で、その前の女子レースで負傷したイタリア人選手もその時まだ診察待ちで大変そうだったらしい。飛行機を選んだのは、この手の負傷はわずかな振動ひとつが大いなる苦痛につながるので、車より飛行機がよいという判断。

・診断は鎖骨骨折および肩甲骨先端の複雑骨折。手術はしないでひたすら肩を使わない生活を3週間続け、その時点でリハビリに入るかどうかをチェックするらしい。

つまり、今年もToonは世界選のチャンスを逃したということ。

twitter.com

・本人のツイートではまだ夢は生きてるよ!と前向きなコメントがでているので、次回に期待しましょう。

 

 さらに、このレースで膝を痛めたとかで勝者Van Aertが次のワールドカップHoogerheideを欠場するという話も。なんだか素敵な温泉地でのレースだったのに、いまのところイタリアまでいって味噌がついた人が多かったようです。。

www.sport.be

まあWoutについてはそんな深刻な心配はしてないよ、というベルギー代表監督のルディーDe Bieのおっちゃん。

暖かいリゾート地でスキップしたMathieu van der Poelが勝ち組となるのかどうか。

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(余談が過ぎるけど)

https://images.voetbalkrant.com/sport/cycling/3260.png

 今年のFIDEAのニットキャップがかわいくて大好きなんですが、一番似合ってるのがこの人だと思います。通販に出てない。欲しい。

 

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