世界選の魅力
事前に天候を心配していましたが、心配しただけのことはある寒風と一時雨にもかかわらず、それ以上の熱気で無事に二日間観戦し終えることができました。お世話になった皆様ありがとうございました。
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二日間を通して改めて印象に残っているのは、大舞台に賭けている選手たちの表情だった。ファインダー越しに身も心も入れ込んで走っているさまが伝わってくる。先頭争いの選手もそうだけれど、前も後ろもレースのどの位置の顔も皆必死。
最初はみなが「やってやる」なオーラが走るうち各自の目標や自分との闘いにシフトしてゆくが、この「鬼気迫る」雰囲気はビッグレースになるほど色濃い。世界選はその最たるもの。
そして観客も最高に熱くなっていて、どよめきの重厚さや空気と地面から伝わる歓声には心が震える感覚になる。その場にいるとレース展開のすべては把握しきれないけれど、「場に浸る」この感覚は現地ならではのもの。
さらに、自分の国や応援する選手のために白熱、また、楽しむサポーターたちの様子も世界選では特別の盛り上がり。
・・それから、画面の先にしか存在を感じられていなかったスターを目前で見られること。シクロクロスならではの距離感。(自分がフェンス際に位置取りできた場合)
また、日本人であることを再認識する機会になります。
ということで、病みつきになる人の気持ちがよく分かった今回の世界選手権観戦でした。またすぐに行きたくなりそう。お世話になった皆様、どうもありがとうございました。