tannenbaum居眠り日記💤

シロート観戦者による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Kevin Pauwelsのいた時代

 

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By Jérémy-Günther-Heinz Jähnick / Tongeren - Ronde van Limburg, 15 juni 2014 (B034) / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0, Link


Sportief nieuws - Nieuws - Marlux - Bingoal ←Marlux - Bingoalチームの公式アナウンス。

Kevin PouwelsがOostmaleのレースをもって現役生活を終了する。今シーズンで現役引退という話。一時「引退延期か」のニュースが流れていたけれども、結局チームから公式発表があった。

チームからは引退後の仕事としてメカニック職のオファーがあったらしいが、当面家を建てたりして、ゆっくりしたいということらしい(指導者や解説者になるにはおとなしすぎるよね。)。

私がヨーロッパのシクロクロスを見始めたときからずっと有力選手だったケビン。常勝ではないものの勝つし表彰台は常連。小柄ながら体格に恵まれた選手に対抗できているということで、日本人としては関心をもって見ていた人も多いのでは。近年は表彰台は難しくなっていたけどレースアナウンサーからはMr. Consistency (安定して成績を出し続けられる選手)と呼ばれていた。

 ↓勝利動画集。スプリントがあってStybarを破ったりしていた。


Kevin Pauwels his greatest victory

 

彼を振り返るのに、Cyclephotosの写真はとても良いと思います。応援傘の写真もあるし↓

cyclephotos.co.uk

↓ついでに彼が活躍していたころ、マメに更新していた時代の当ブログ。彼を語るのに有望選手だったお兄さんが早世したことは大きいようです。

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 MathieuとWoutの時代が始まってから表彰台の3位の定位置(米国人たちはその順位を”Kevinth”と称していたらしい)に入るのも難しくなった近年でもまだトップ10は維持できていた。34歳、世界のトップ10だけどもうやめてしまうのですね。。

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2018-19シーズンのワールドカップ最終総合順位 (Wikipedia)

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2012-13シーズンのワールドカップ最終総合順位

彼が走るとコースが簡単に見えると言われたが、彼の名人技?消極的な走りで、つきいち名人だったようなイメージ。

34歳、自分が以前ほど速く走れなくなり、区切りをつけたい気持ちになったらしく、チーム側も特に予算面で彼を切らなければならないということはないとのこと。

とにかくケビンといえば無口でおとなしくて、インタビュー時にトークができるようにコーチまでついたほどらしいけれども(その前はマイク向けられても細い震える声で答えていた記憶)、落ち着いてコメントできるようになった近年も静かさは維持。

こういう↓ストリート系あんちゃんに扮した動画がネタになるようなキャラだった(しかしわざとだろうけど安っぽい(笑))


Kevin swag Pauwels imponeert rapskills

 

Superprestigeの華やかな年間表彰パーティーではほかの選手が妻や恋人と出席する中、いつも独り身でぽつんと居る様子を友人たちとネタにしたりしていた。。(ごめんね)
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また、応援団がトレードマークの傘を掲げたりとかケビンの歌を歌ったりして、なかなか盛大だったのも本人の静かさと対照的、それから、彼はおばあちゃんがよく会場に応援に来ていて、おばあちゃんはみなに愛されていたなあ。 

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以前、自分の職場に内心ひそかに「ケビン」と名付けていたおとなしい米国人男性がいて、挨拶の声もかぼそくて聞きずらく、すれ違っても目を積極的にあわせない珍しいタイプだった。
でもある日遅くまで残業したときにすれちがいざまに小さい細い声で口の中で「オツカレサマデシタ」と言われて驚愕。「ケビン」の秘書ですら彼の日本語は聞いたことがなかったらしい。実は日本語検定1級というのは後で聞いた。その職場のケビンも今は退職した。

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かつてNysがいて、Wellensがいて、Stybar, Boom, Albert, Klaasなど誰が勝つか決まった選手がいなくて毎週ストリーミングを楽しんでいたそんな時代に私はハマらせてもらいました。ケビン、ありがとう、穏やかなよい人生を。