レッツ!人生勝ち組(ツーショット招福説)
2018-19シーズンシクロクロス世界選手権の全レースが終わった。Mathieu van der Poelが世界チャンピオンの座を獲得した男子エリートの表彰式。
直接表彰式を見るのは困難と知りつつその場を味わおうと、金網とメディア陣の後ろに立ち、Mathieuとその兄Davidのファンデルプール兄弟応援団に取り囲まれていた。
飛び跳ねたり歌ったり紙吹雪をクラッカーで打ち上げたり、クラッカーの火薬の匂い。酔っぱらってるでしょおじいちゃんたち。苦笑
勝つ予想が圧倒的多数だったのに、えらい喜びっぷり。というかMathieu自身もゴールのときは感極まっていた。
ゴールシーンは無理でも表彰式の雰囲気は見に行こうとそれまで別行動だったにわか氏と連絡とって移動を始めた途中。
フィニッシュストレートの対岸に人々が陣取っていた。人垣の後ろから目視で見えるかも、とふらっと近寄ると、お前そんなカメラあるなら、撮れ撮れと場所を空けてくれたのだった。いいの?どうもありがとう!
無駄に思える一眼レフ二台持参してちょっと報われたひととき(苦笑)
バッチリ撮れなくてもいい思い出ができました。
・・さて表彰台の選手はちっとも見えやしない。でもいいのだ。「場」を味わうのが今回の旅の目的だったから(なのに、なぜ二台も一眼レフを持参したのかは自分でもわからない)。撮れなかったけど、断片的に選手の表情は垣間見ることができました。
終了後、帰路につき始める人々。同じく表彰式を見に来ていた例の弱ぺファンお母さん女の子2人のご家族と言葉を交わしたりしていると、突如にわか氏が声をあげてこちらに注意を喚起した。でてきた!
真新しいアルカンシェルを纏った出来立てほかほかのチャンピオンが出てきた。あ、あれ?にわかさん?どこへ?ちょっとw
”Two seconds, two seconds"(二秒だけ)
と言いながらするり、と近寄ってMathieuに腕を回し、iPhoneでツーショット写真を撮って、サンキュー!といって戻ってくるのに数秒。
周囲の関係者たちも生暖かく極東からのファンの突撃を見守っているようだった。その間、こちらは目が点。
そのあと戻ってきて「・・・やったぜ!良かった!最高!」などと喜びの言葉を繰り返すにわか氏。確かにファンとして素晴らしいクリーンヒットだ。
新世界チャンプの新ジャージ姿と世界で最初にツーショットを撮ったファン
という、名誉ある功績をあげたことになる。そして、彼がMathieuに声をかけていたときの
「2秒」というのは、iPhoneを立ち上げてからシャッター切れるまでの時間
なのだそう。確かに流れるような動きで仕事を終えていた。ウケる。
それまでもにわか氏、今回の世界選はレースを見るだけでなく、合間の時間帯には各国チーム陣地をせっせと訪れ、隙あらば(苦笑)有名選手とのツーショット自撮りを重ねていたのである。
Mathieuとのツーショットのほかに10枚以上、著名選手とおさまった写真が彼のiPhoneに。
私は有名選手を見ると撮ろうとは思っても、自分とツーショットという発想はあまりない(自分の写真に納まる顔がしばしば気に入らないせいもある)。でも、いま思い起すと、
一日目コースわきで彼と再会して、いきなりビッグなハグされたBalint Hamvas氏(来日したとき川崎競輪場に案内した)とか(この写真は二日目、そう言えば赤ちゃん誕生おめでとう、と言ったときの顔)
北京で3年前の夏20分くらいインタビューさせてもらったRob Peeters氏(ああ覚えてるよ!元気?と現役のときよりもガードを下した気さくな雰囲気だった)
・彼らとはツーショット撮ればよかったかも。
ところで、日本チームのテント傍にいたとき、選手を待つ雰囲気の外国人のおじさんがいて、はやくこないかなあとややじりじりっとした雰囲気を感じ、誰かの知り合いなら取り次ぐべき?とか思ってたところに小坂光選手が試走から戻ってきた。(写真はメカニックの方がすっかり綺麗にしたあと。戻った時は結構泥が付着していた)
おじさんに「頑張ってください」とか言われているようだった。後日ヒカル選手にあのおじさんは誰だったのかと聞くと、色々な選手のポストカードを集めていてベルギーのレースでも回ってくるファンなのだとか。ベルギーのファン、当然高度なマニアである。
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面白い記事を見つけた。
芸能人がいたらつい写真を撮る「ミーハー野郎」に意外な傾向- 記事詳細|Infoseekニュース
(画像は上記記事より。)
芸能人を見て写真を撮る人ほど高収入な勝ち組である傾向があるらしい。
この記事では「自分の欲に正直な者は成功しやすいのでは」、という説が出ていたけれども、「存分に楽しむ」「前向きで積極的な行動傾向」は確かに勝ち組になる要素となる気がする。にわか氏も事業も家庭も順調そうでいわゆる勝ち組といえる人だと思う。
・ミーハー活動で人生勝ち組
という心強い法則を知ることとなったのは今回の世界選の収穫かも。
私も是非今後とも楽しくミーハー活動をしてゆきたいものです。ツーショット?うーん、自分が納得できるアングルとか練習してからかな。。苦笑