tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

1980年代のサッカー(少女)漫画にイノーが好き♪という一コマを発見

日本でプロサッカーの成立など遠い夢、ワールドカップ出場なんて、、日本で唯一のプロ選手はドイツにいった奥寺康彦、という時代にプロサッカーを扱った(なんと)少女漫画があった。

シャンペン・シャワー (第3巻) (白泉社文庫)

シャンペン・シャワー (第3巻) (白泉社文庫)

少林サッカーさながらのありえない秘技が炸裂するギャグマンガですが、プロサッカーの世界について、あの時代に描いたこと自体がすごい、連載させたLaLaすごい。温厚で冷静、尊敬を集めるキャプテンはジーコ、クールで規律を重んじる代表監督はヨハン・クライフがモデル、ほかにも当時の有名選手をモデルにしたと思われるキャラがたくさん(スティングや、デヴィッド・ボウイミック・ジャガーっぽいのも)。
欄外の作者のつぶやきコーナーに「イノーさん好き♪」とツール・ド・フランスの山岳ジャージを着たベルナール・イノーの絵が。自分は野球しか見てなかったぞ当時。その上、山岳の赤玉ジャージを、日本サッカーの応援ユニフォームにしてはどうか、という独創的なコメントが。作者のかわみなみさんはメキシコ(86年)のワールドカップまで出かけている、当時の日本女性としてはホントウにすごいことです。この漫画ででてくる、国際試合でホーム側の国が手を変え品を変えアウェーチームに妨害工作をするのって、絵空事かと思ってたけど、そうとも言い切れないような…