これがあの！いちゃもんつけおばさん
二駅先に住んでいる同僚から、勤め人風のおばさんで、他人にしつこくクレームつけまくってうるさい人がいる、と聞いていた。今日帰宅する電車で最初、いやに自分の空間を普通より大目に占拠しようとする厚かましいおばはんがおる、うっとおしい、と思ってた。
じきその人は座ったのだが、私が買ったばかりの雑誌（チクリスティ）を読みふけってると、聞こえてきた…「だからーここの線からこっちは私のところなんだからぁ、出ないでくださいよぅ！」隣のおじさんはちょっと幅が大きめのカバンを膝にのせ、スポーツ紙を読んでいたようだが、「だって、あんたそんなこといったって」とかぼやき口調から「あなただってほらここの線からでてるじゃないですかホラこの肘、あんたこそ人の領分を」とか小学生のケンカ状態に（まあ、このおじさんもとことんまでぶち切れる前に自分の駅がきてよかった）ついに、まだ立ってる人の多い車内で、そのおばさんの両側だけ空席に。。
うーん、この人は周りの人がみんな敵にみえるんだろうな（まあ、普通の人も別に周りが味方だとかおもってないけど）通勤電車で通常耐えうる他人との距離が侵害され破壊されつづけたた結果、どこかが病んでしまったんだなあ。。（もし隣に座ったら、私は逃げようと思う）。おばさんはその話を教えてくれた同僚と同じ駅で口を尖らせながら降りていった。。。やれやれ…
「大昔、草原地帯を駆け回っていた頃の人間は、ものすごく広い空間を自分のために利用していた。しかし現代人は狭い空間に慣れるように自分を飼い慣らし家畜化した」
