フォト！フォト！フォト！（砂田弓弦）をまた借りてしまった。

• ･･･ちなみに、この本のタイトルは、一介のアシストだったターフィーが逃げを成功させてジロ・デ・ロンバルディアで初めての大きな勝利を収めたとき、監督が感極まってカメラマンに怒鳴った言葉。。

もう、図書館で何度借りたかわかりません（他に借りる人もないのか、ずっと状態が良いまま。。哀）
でも最初に借りた時よりも見聞きしたことの蓄積が増えて、毎回違う感慨を抱きます。

フォト!フォト!フォト!―Cycling photographs in monochrome

リアルタイムで知ってる選手は少ないけど、レースの息遣いが伝わってくる。モノクロなのに色あせた写真よりも却ってイメージが広がる。

田圃の中の車一台しか通れないような道を行くと、石畳の坂が目の前に現れ、そこには観客が鈴なりに立っていて･･･。コースを見ただけでも感動ものだよ。
（ツール・ド・フランドルの写真に添えられた文章より）

僕はレース現場の空気が好き････、っていうか立体的な雰囲気が好きなんだ。
（自転車競技ジャーナリストたるものという文章より）

ネットの世界やTVでしか観戦できない私たちにこれからも空気を伝えてください砂田さん！いつかお金を出して買いたいとは思ってます