tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

「マンダラ展 チベット・ネパールの仏たち」


http://www.momas.jp/3.htm
マンダラ展にいってきました。
http://www.minpaku.ac.jp/special/200303/index.html
大阪の「みんぱく」、国立民俗学博物館で2003年に開催されたものの巡回展のようです。

子供たちは塾と試合で午後にかけて不在、先日もちょっとのぞいてきたのですが、期間初めだったので大混雑で早々に退散(苦笑)今日は休日ですがほどよい人出で、夫と再度でかけてきました。

いつもミュージアムショップでは大喜びで何か買ってしまうのですが、今日の収穫はこれ。
Rain of Blessings-Vajra Chants
Rain of Blessings-Vajra Chants
チベットのお坊さんのお経をフランスのミュージシャンがアレンジしたもの。
お坊さんの声って心地よいです。。
こんどシンプルに声明だけのCDも買ってみよう。。

で、展示の内容。

  • かわいらしい小さい金色の仏像とか、魔よけという感じの猛々しい頼もしい仏像とか。
  • マンダラ塗り絵コーナーで塗り絵もして、ほかの人の塗り絵と一緒に壁にピンナップしてきました(笑)(上の埼玉県立近代美術館のサイトからも塗り絵用の紙をダウンロードできる)
    • 同じ図柄を塗ったのでも、ほかの人とぜんぜん違う印象のものができるのにびっくり。
  • マンダラの構造を立体的に示してあるものを踏み台に上って真上から覗くものとか。
  • 「砂絵マンダラの公開製作」のビデオが一番興味深かった。ネパールの僧侶たちが美術館の部屋の中で、精密で色鮮やかな砂絵のマンダラを公開製作したときの記録を記録したもの。バターと大麦の粉でできたお供え物を作ってから、息やくしゃみで砂が飛ばないようマスクをした、ウコン色の袈裟を着たお坊さんたちが作業開始。。。本当にまあ、よくもこんな細かいことを、、という作業に見とれ(石の粉と顔料を混ぜたものを、細い金属の筒にいれて筒を小さな刀でこすってすこしずつ砂を落としていく)。
  • で、そのマンダラに仏様を迎えて拝む作業が終わったら、あんなに描くのが大変だった砂のマンダラを、ピザをきる道具みたいなので切り裂くようにどんどん壊していくのです。。あああー…といすに座ってビデオをみていた周りの人も、そのとき現場で見ていた人々も思わず声を上げていました。

生命は永遠ではない

ということをあらわすのだそうで、ざーっと集められた砂はひとつの器に(いろんな砂を混ぜると、灰色になる)。
それを荒川までいって流す、というので供養の儀式完了。。。うーん、、、