tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

のだめ→ジョルジュ・ドンへ


家族がのだめのドラマにはまっている。私は前に原作を漫画で借りてよんだことがあるのだけど、イメージどおりのドラマ化にびっくり。竹中直人の怪演・・・(笑)
夫がCDを買ってきた。二枚組みで有名なシンフォニーやコンチェルトの抜粋。
子供たちも喜んで聞いている。これ、クラシック音楽の浸透にすごい貢献してるんじゃないでしょうか。

これのベートーヴェン交響曲第7番を聞いていて鮮明に思い出した映画が。

学生時代、映画館でみたときは途中にトイレ休憩が入るほどの(4時間以上!!)このながーい複数家族の第二次大戦を挟んだ複数世代にわたる物語で、ジョルジュ・ドンが円形の舞台でボレロを踊るシーンがとっても有名ですけど、それとは別にこのベートーヴェンの第7シンフォニーに合せパリのオペラ座で彼が力強い踊りを披露し大成功のシーンのあと、同じ音楽に載せて改札かなにかを((後記)ソ連に戻る出国カウンターのところで突然振り向いて人を突き飛ばしてゲートを飛び越えて)亡命するシーンが鮮烈だった。。ちなみに、上のDVDジャケットはボレロを踊っているところではなく上記ベートーヴェンの第七を踊っているところ。
長いけど、なんだか忘れられない映画なのですよねーーーー。。。。話の流れを把握するのがちょっと大変ですけど、いい音楽も一杯出てくるし(邦題のつけかたが臭すぎるのがなんとも
・・・原題はLES UNS ET LES AUTRES(米国Amazon)デザインもぜんぜん違う。こっちのほうが映画の本質を表しているけど、ちょっと地味。。)

・・ふと気がついたらレンタルしてきちゃいました。4時間ですよ4時間。この週末、見られるでしょうか。、

ちなみに、わたくし東京文化会館で今は亡きジョルジュ・ドンを目前(4列目!)で鑑賞したことがあります(バレエファンの先輩に連れられて)ベジャールのバレエ・ガラで玉三郎様もタキシード着て踊ってたっけ。。そのときは映画ほど皮膚に張りがないのが気になったけど、えらい存在感だった。

しかしYouTubeは偉大。ジョルジュ・ドンのボレロが観られる。