tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

Risi/ Betschart 6日間レース伝説の「アルプス特急列車」


長いのご容赦ください。


私はなぜかロッテルダム6日間レース、Risi/Marvulli組が1位を走っている日の締めくくりにウイニングランをするときのBGMが気になっていた。
(先日、その曲について知りたくてくまたろうさんのコメント欄に意味不明なコメントをしてしまいましたw)
その、田舎っぽいというか牧歌的なスイスの民族音楽の香りのする行進曲の、歌詞を発見(Risiのファンサイトらしい)自動英訳してみました。

Dingeldingelding, here comes the Alpine express train!
Dingeldingelding, full steam ahead!
Dingeldingelding, draws to You the leather trousers!
We leave Dingeldingelding, the elastic jackets to house!
Dingeldingelding, here comes the Alpine express train!
Dingeldingelding, north dyke adé!
From the flat land, like nicely, it should go in the mountains geh'n.
Curve on the left! Curve on the left!
Curve on the right! Curve on the right!
Thus we fidget to the Matterhorn in the Alpine express train!



(c)1998 Pingo Music / Trio Klaus & Klaus
Musik: John Coenen, Text: Peter Ehlebracht

(実際の音楽を聴けるサイトがあったら、どなたか教えていただけるとありがたいです。)※教えていただきました♪上の記事参照。

この記事のタイトルを英訳してみると"6 days runnings: Alpine express train Betschart and Risi on the first place"

  • というようにRisiとBetschartはAlpine Expressとして名をはせたスイス人名コンビであったようです。

で、おそらくこの行進曲(アルパイン・エクスプレス)はRisiおじさん勝利のテーマソングではないかと推測されるわけです(Marivulliもスイス人だしね)。

RisiとBetchartは数日違いで、スイスのお互いに近くの村に生まれ、学校時代からの友達で、長年のコンビのようです。

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(Kurt Betschart)
1968年8月25日生まれ(Risiは同年9月6日生まれ)。
おなじコンビで通算37勝をBruno Risiと上げた(現世界記録)6日間レースの伝説的選手。06年7月に引退を表明。
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  • RadsportnewsのBetchartインタビュー
  • いまだ記録を破られていないペア通算37勝を上げた偉大なアルペン特急であったのですが、どうもBetchart氏のほうは1年ほど燃え尽き症候群?モチベーションが上がらない状態で苦しみ、Risiの熱心な説得にもかかわらず引退、今はBlick紙の見習い編集員であるようです。で、ひさしぶりにチューリヒの6日間レースに取材にきたところを2006年の年末、Radsportnewsにインタビューされたようで。

リージは私を再びレースに、トレーニングに復帰させようと激しく説得を試みた。しかし、最後には理解してくれた。友情に影響はない。

今は再び、喜びと共に朝起きることができるようになった

  • いかに、彼が厳しいプレッシャーと戦っていたかというのがわかります。
  • で、最近のRisiおじさんはツァベルや同郷のMarvulliと組んで、なおもすばらしい成績を上げつつけていると。

分かちがたいほどの名コンビといわれた相棒が、走る気持ちを失い引退したにもかかわらず、あれほど厳しい6日間レースで、今なお常に6日間レースで優勝争いをしているリージの気持ちにエールを送りたいです(だから勝負がらみでカッときてスタムに殴りかかるぐらい熱いのもうなずけるかも)。

Betchartさんもよい記事を書いてBlickで活躍できるとよいですね。

リンリンリン、アルプス特急列車が走るよ!
リンリンリン、全速前進