シクロクロスへの愛と憎しみ(ハモンドインタビュー)
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Superprestige SeriesのひとつDiegemでのハモンドのインタビュー。"The future is T-Mobile”なんていうタイトルではありますが今回先生が噛み付いているのはUCIのシクロクロスにおけるランキング評価法についてです。
レースのスタート時6-7列目の自分の前にいる連中は強いはずなんだけどよくわからないのは、99%自分はそういう連中に勝つんだ。
狭いコースで走ることが多いシクロクロス競技では、スタート時に前がもらえるかどうかはとても重要であって、上位の強い選手が前のほうからスターとできると聞きましたが・・・
スタート順はUCIポイントで決まって、シクロクロスのレースにいつも沢山出ている連中が前を取る。UCIがシクロクロスで何をやりたいかは知らないけど、自分みたいなクロスオーバーなライダーは排除して純粋のシクロクロスのライダーを作ろうとしてるんだよな。こんなじゃ自分には時間の無駄だよやってられねーや。
まー、ハモンドはロードが主体だからシクロクロスの出場レース数は少ないのですよね。
彼は有名なWachtebekeのレースで6位にはなったものの、UCIランクは254位だと。
昔は毎年ランキングを持ち越せた。その方式を復活させるべきだ。UCIがやってるのは一番強い連中をではなくて常時シクロクロスレースに出ている連中を大切にすることで、沢山のレースに出て有力選手のいないレースでの移動マイル数を稼ぐやつらを助けてるんだよ。そうするといきおい有力選手のいないレースばかり探すことになる。たしかに自分はUCIポイントをあんまり持ってないさ、でも自国のチャンピオンシップを勝つことも可能だしWachtebeke ではトップ10に入れるしたぶん世界選手権でだってトップ15に入れるだろうけど、今の方式ではオール・オア・ナッシングだ。
いまのUCIのランキング評価はただ沢山レースにでた人が上位に来るってことなんですか?まー、普段他の競技にでてる人がいきなり横から出てきて上位を掻っ攫われたらこつこつ専念しているひとたちがやりきれないでしょうけどね。。