tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ツール・ド・フランス第1ステージ(再放送)をみながら回想


自分が現地に行ってる間のステージをあとでTVで見るというのは不思議。。。その日のロンドン〜カンタベリー。自分はスタートのパレード走行をテムズ川沿いに見たあと、英国の国鉄でゴール地点のカンタベリーに向かった。
(写真は選手たちがテムズ河畔の道をパレード中のもの。手前で、ヘルメットのストラップを直しているのはグティエレス?奥で井戸端会議風なのは、ヒンカピー(最初、ランプレの人かとおもったら米国チャンピオンジャージだった)と、ウィギンス)

=========(旅回想)===============

  • パレード走行は、警官の指示が「道路の中洲に立っちゃダメ」といって観客を一掃したり黙認したりよくわからなかった(苦笑)近くの船着場?で子供とシャボン玉をする若いお母さんや、わんこを散歩させる人、ただのとおりすがりの人とかを眺めたり、近所の名前わからないけど綺麗なお庭を覗いたりして時間をつぶす。いよいよ先導車やバイクがきて、そしてやってきた選手たちはあっという間にい[なくなった。。。わけもわからないうちにカメラの連写ボタンを押してあとで見ることにする(苦笑)
  • Southeastern鉄道に乗ってカンタベリーへ。チャリング・クロス駅、日本でおなじみTie Rackはあるし、サンドイッチ系のお店も数件、新聞・雑誌スタンドやBootsというマツキヨ兼ソニプラみたいなのがあって便利。自転車そのまま乗せられるようで、観戦する人もけっこうそのまま乗せていた。日本もこうだといいなー。CSCジャージのバイキングの角つきかぶりものの背の高い一団が目立ってた(苦笑)


お友達と3人で適当に席をじんどって、テーブルつき4人がけで快適にすごしていたら途中、「後ろ3両はカンタベリーにいかないから、前3両に移動するように」、とほかの観戦者の人が切符チェックの係員に言われているのを聞いて、あわてて移動(苦笑)でもかなりの人たちはカンタベリーではなくて途中のTombridgeという古い町で観戦するようで、どっと降りていった。駅前はすでにもう観戦モードむんむんの人垣がみえるが、われわれは切符を持っていたし、カンタベリー行きで初志貫徹。

  • のんびりした田園風景。羊がごろごろしている野原(お友達の表現:ひつじ畑)、丘の向こうにおうちが見えたりしてちょっとメルヘン。ひつじ畑の周りは木が多くて、写真が撮れず。なんか自分の頭の中がぼよよーんと観光モードになってきてレースもすすんでるるのかなーほんとに、と不思議な感じ(笑)のところに今日は別行動で車で途中地点に向かったお友達から携帯で連絡、途中地点で5人の逃げ、ミラーがはいっていると。おおおー。同行していたミラーファンのお友達の目が泳いだような(笑)自分も俄然観戦意欲が復活する(苦笑)

=========(TV録画)============
TV録画をみると本当に風光明媚な田園地帯をプロトンはすすんでいたようで、草むらの間を抜ける風景も、フランスの草むらとはまた違った景色、、これがケント地方なのですね。。。しかし、細かいアップダウン、わりときついところもあったりして、なんとなく簡単な平坦ステージと思っていたら厳しいのですねえ。ロンドンエタップを完走したfuccoさんのレポを読んではいたけど、なるほどと実感。

  • うわああ、マキュアン落車、うわあああ、カヴェンディッシュが、、カヴのいらいらっぷりが子供。。あせりすぎ。(メカニックの人や自転車の身にもなろうね)*1しかし、Tモバイル、カヴの見捨てっぷりが早くないですか?一応一応、えらいもりあげぶりで彼を今回のツールに起用したのに、一人もアシストついてない。。。(涙)

========(旅回想にもどる)==============

  • ロンドンからなかなか快適な1時間ちょっとで、カンタベリー駅についた。駅をおりるともういろんなパンフや帰りの時刻表類を配布している。便利便利。駅前の町並みは寂れ気味だったが、駅はまちはずれ、昔の城下町入り口みたいなゲートをくぐると旧市街。ゲートのところには物乞いの女の人がいた。。。どこがゴール地点かちゃんとチェック済みのお友達にくっついて、人垣のすすむ方向に。もう柵沿いにびっしり人が並んでいて、遅かりし?とおもったが、なんとかナナメ向きに路上が見えるところに陣取る(となりに女性警官がいたからすいてたのか。。)。キャラバン隊がすぐにやってきた。わーいわーいと手を振るが、いまいちドン臭くてあまり拾えず。ばっちり路上沿いの前列で手渡しでもらうか、もしくは身動きしやすいところに立つのがいいかも。。。
  • レース状況は英語とフランス語(いつもの、マンジャス氏)が交互に流れる。英語の実況アナウンスからどうやらマキュアンカヴェンディッシュが落車したこと、マキュアンは集団後方にいること、などがかろうじてわかる。。カヴは??


【とりあえず第一ステージ、ゴール500m前のゲート付近の様子】

  • だんだん近寄ってくる歓声、さあ、どうせあっという間だろうけど、レースが通り過ぎるのを待ち構える、きたよ〜!!連写機能オン!なんか青いのが最初!!

オンガラートか?後ろのツァベルを確認?つぎは大きい人がひっぱる。なんかすこしだけ上りなのですねここは。
こんどこっちサイドにきたー!ハンター用のトレインかな。
隣のおじさん袖がorz(世捨て人みたいな枯れたような人でした)
で、マヴィックカーとかチームカーとかが通り過ぎる。
そのあとに。。。カヴとあと一人がしょんぼり遅れてくる。。。


このとき、ピンク色のマキュアンがどこをどう走っていたかまったく目にもカメラにも入らず。お友達と、ミルラムトレインがひいてたけどまた誰かに無賃乗車されたかな、などと話していたらアナウンスがマキュアンとか言ってて、え?おくれてたんじゃ?どこにいたの?と吃驚した。

==========(TV録画)================

クイックステップ商会のみなさん、有力ライバルの落車にも待ったなし。おや、ブルクハートもひいてる?

  • 落車したカヴをチームカーを使って時速80kmで引き戻すというのはこのときコミッセールとの協議が不調におわり、認められず、それでいよいよ本格的に見捨てられた模様。よってカヴちゃんは故国でツール、のまたとない機会にスプリント勝負の夢を絶たれたのでありました(涙)でも若いから、こういう経験も大切。
  • マキュアンの鮮やかなぶっちぎりをリプレイで何度も見て、どえらい人だというのを実感。しかしゴール後の顔がちょっとほにゃけてましたか。インタビューでもなんだかいつもよりもヒタヒタと嬉しそうでしたね。

(つづく・・・こんなんじゃいつまでたってもおわらんし、、プロローグも書かなきゃだし。。orz)

*1:さる筋の話によると彼は瞬間沸騰型で、その後きっぱり切り替えができるらしい。。うーん大人になってもずっとトラブル直後はこんな態度なんだろうか