tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ステイプルトンは探偵会社を雇いドイツテレコム側の過去のドーピング関与を調査?


ドイツの東スポ、ビルト紙のすっぱ抜き記事。
http://www.bild.t-online.de/BTO/sport/2007/11/26/jan-ullrich/doping-detektive,geo=3062338.html
いまいちよく意味のわからない独英オンライン翻訳によると、
スポンサーだって過去のドーピングについて全く知らんかったわけじゃないでしょう、という調査を目的としたステイプルトンに雇われた探偵に話を聞かれたと、元テレコムの選手だったステファン・ヴェゼマンおじさんは言っているようで*1

  • でも俺らライダーには上のほう(スポンサー)の考えとかそんなわからんし、役に立つことはなかったよとヴェゼマン。
  • それによるとウルたんも話を聞かれたとか。

なんかもう、殺伐としていてやあねえ、というよりよくやってるよステイプルトン、いっぱいもぎ取れ、という気もちであります。

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  • ドイツでは、2010年までに4千万ユーロ(約64.6億円)支払え、という約束を取り付けたとか、とりあえず契約解約に2500万ユーロ(約40.3億円)とかいう噂が上っているんですって?。。ステイプルトンはその交渉および支払いを確実にするために上記のような探偵を雇ったんじゃないかと。
  • プロチームひとつ運営するのに1年約40億円?という話をどこかで読んだような。。
  • Tモバイルは金満運営していたので、もちょっとかかるような。。
    • 海外の掲示板ではやっぱり昨日私が思ったの同様、テレコムの名前を表にだしたくないあまりの決断で、あと2年は実質お金をテレコムが出すんじゃないか説がでている。


以下は自分用のメモ。

======(契約当事者と解約事由の問題)========

ポイントは、スポンサーシップ契約の当事者は現在のチームを率いるステイプルトンの会社であり、多数のスキャンダルを産み、関係者が「チームぐるみだった」ような発言をしていた2006年までのチームではないということ。

  • 契約期間満了前の「違約金を払っての早期解約」のための補償金の額は、100%ドイツテレコム側の「事情」で決めたのであれば、基本的にはテレコムが予定期間ぶんの2010年までのチーム運営費用を満額支払うというのがベースになってもおかしくない(法人のオフィスの賃貸借契約なんかそうですよね)。
  • でもさ、今年だってシンケビッツのドーピング発覚、今年のチームだって監督体制不行き届きだったから、スポンサーのイメージは激しくきずついたわよ、、というところが相殺っていうか減額理由として挙げられて、双方交渉していたような気が(←憶測)
  • あとはスポンサー側から解約できる事由として、実際の条項にどのようなドがらみの事項が挙げられていたかにもよるのかなあ。。そのドラフトした弁護士はテレコム幹部から今頃責められているか、褒められているか(略)たぶん前者じゃないかなあ、もしそういう解約事由に該当していたらこんなに長くドイツテレコムの役員会で議論されることはなかっただろう。
    • CSCかどこか別のプロチームにおいてはたしかこういう即刻解約事由がスポンサー契約にあったような気がする。。

*1:ヴェゼマン来年、どこで走るんだっけ?