tannenbaum居眠り日記💤

観戦者の目による、おもに自転車(おもにシクロクロス)関連のすみっこネタブログです。

ハンセン、落車後の長文日記


日曜日のK-B-Kをみていた私は、大変なシーンをみてしまったのではないかと息苦しく眠りについたのでした。それほどわたしのみた映像はおそろしかった。
(路上の車の脇にだらりと横たわっていて、首にはギブスかなにかつけられ、上半身のジャージは取り除かれて、係の人が彼のまわりをうごきまわって注射などしていたが、ほかの痛そうにしている選手とことなり、ピクリとも自ら動いていなかった)
カメラが遠慮がちにしか彼を映さなかったことや、その後レース中に、「さきほどのクラッシュはベッティーニはこれこれの状況で、だれそれは骨折」、と情報がはいってくるのに彼についてレースが終わっても何も情報がなかったのも、なにか隠してる?と思ってしまった。
http://www.adamhansen.com/index.php?pn=2&news_id=99&pg=1

昨日、友達が「ハンセンが長い日記をエントリした」と知らせてくれて、そのときはゆっくり読む時間がなかったのですが、こんなに長い文が書けるのだから大丈夫だろう、と安心。
「頭の怪我で、賢くなった」というエントリを読むと:

  • 彼がクラッシュする直前にプロトンの右のほうでクラッシュがあり、それで集団が広がり、ハンセンは左に移動したところ、路上駐車の車が目の前にとつぜん現れたところへ猛牛のように集団がおしよせてきて、車のリアウインドウからボンネットにたたきつけられたところで意識が途切れた
  • チームメイトのレイネスがあとで彼に語ったところによると、さらにその後地面に落ちた彼に次々に選手たちが突っ込んでいったらしい。
    • レイネスは、Mortal Combat(白眼のキャラクターがでてくる殺人ゲーム)のキャラクターみたいな目になっているハンセンを見て、死んだと思ったらしい
    • さらにレイネスは車にハンセンの血がついてるのをみていよいよハンセンは死んだと思ったらしい
  • ハンセンは「たしかにそのときの自分は死んでいたかも。でもまた元の体に戻ってきたんだ。怪我をしたあとの体にだけど」と。さらに「引退後モデルになるという計画は変更だ」とジョークも。
  • 頭の検査については、MRIは問題なく、EEG(Electroencephalography)はベストな結果でなかったので、再検査を受ける予定、早くチェコの家に帰れることを祈っているそうです。
  • 顔は何度もバットで殴られたみたいで、肩は靱帯損傷のようです。

ある有名な人が彼にいった言葉「誰にもうそをつくな、うそをつくのは自分にだけ」というのにならって前むきになろう、と思っているようです。って内心はあれこれ不安なんでしょうが、前向きに。。早くおうちに帰れるとよいですね。
しかし、チーム公式サイトはもっと早く発表してほしかった、けが人が自分で説明する前に*1。。何度みても最新ニュースはカヴがマディソンの国内タイトルをとった話だけで、今もそう。。。
http://www.highroadsports.com/news

  • そういえば選手紹介写真がようやくアップされていた。うわー全員微妙、とくにこの写真のゲルデマンとグラブシュはカメラマンを憎んでいるようだし、このウィギンスが電車に座っていたら思わず避けて立つかも。。

*1:CNにも病院から日記と同じ内容を自分で連絡してきたらしい